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キャノンの単焦点広角レンズを買ったよ。
先日お伝えした通り新しいレンズを買いました。キャノンのレンズはキットレンズしか持っていなかったので今回のEF-S2428STMが初めて買い足すキャノンレンズになりました。10年ほど前に購入したEOS40Dで使っています。まだまだ現役。新しくレンズを買い足したことで、カメラボディ本体もずっと大事にしていこうという気持ちも高まりました。
レンズの詳細
- 画角(水平・垂直・対角線) 50°35’・34°55’・59°10’
- レンズ構成 5群6枚
- 絞り羽根枚数 7枚
- 最小絞り 22
- 最短撮影距離 0.16m
- 最大撮影倍率 0.27倍
- フィルター径 52mm
- 最大径×長さ φ68.2×22.8mm
- 質量 125g
EF-Sレンズというシリーズのものだそうです。
EF-SレンズというのはAPS-Cサイズのセンサーに適した光学系を備えたレンズ。僕が使っているEOS40DもAPS-Cサイズ。
メーカーの希望小売価格自体が23,000円(税別)と購入しやすい金額です。大体のお店で20000円弱で売られているようです。
すでに持っていたニコンの単焦点レンズと同じフィルター径。
何気ないことですがフィルター径52mmというのも大変助かりました。なぜなら僕が何本も持っているフィルムカメラ用のニコンのレンズもすべてフィルター径52mmだからです。クローズアップレンズやPLフィルターなども新たに買い足す必要がないので助かりました。クローズアップレンズがなくてもこのレンズは最短撮影距離が16cmまで寄れるのもすごいところ。2眼レフカメラ用にクローズアップレンズを買ったことがあったのですがほとんど使っていません。やっぱり何も特別なものをつけずに近寄れるのは身軽でいいと思います。
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僕の日常を撮ってみました。
すごく軽くてびっくりしました。125gってたまに買うLG21の飲むヨーグルトと近い重さ。(あちらは内容量112ml)
すごく近くまで寄れるぞこれ…
よく花の色を参考にして水彩画の彩色をしています。花の写真をよく撮るのでこのレンズを買ったのは正解でした。ここまで近寄る必要があるかと聞かれると…ここまで寄らなくてもいいのですけれどね。:)
F値が2.8と控えめですが僕の用途では十分にボケます。以前は最小がF2のニコンのレンズをレンズアダプターを使いEOS40Dで使っていたのですが、その時も一段絞りF2.8で撮影していたのでそこまでは影響を受けませんでした。
手持ちで少し暗いところで使ってみたら
広角レンズ寄りなので手持ちでも手ぶれが目立たず撮れる感じがしました。
そこまで湾曲は目立たないかな?
特別なことはしていないのやけれどHDR画像みたいになってしまいました。
すごく綺麗な日の出の光が遠くからのぼりながら漏れている様子。
僕にとって一番大事な料理を撮った場合の作例
自炊のモチベーションを保つためによく料理の写真も撮ります。すごく綺麗に撮れたので嬉しいです。薄いパンケーキと呼ばれるタイプのレンズなのでよく使っている肩掛けカバンにもレンズをつけたままカメラをしまうことができそうです。外食をする際にも目立たず撮影できそう。
オートフォーカスに感動した。
小さなことですがオートフォーカスのレンズを使うのは本当に久しぶりでその便利さ、速さに感動しました。今まで料理の写真を撮影するときはピントを合わせた後も湯気をさけたり構図の様子を変えるたびにピントがずれてしまいその度にまた細かく確認していたのでピンボケの写真を何枚も撮影してしまっていました。オートフォーカスを導入した今でもピンボケが全くなくなったわけではないのですが、それでも幾分快適になったのでした。
単焦点レンズの身軽さ、そして必要十分であること。
大変コストパフォーマンスが高くすぐに償却できるのでいいレンズだと思いました。細かく見ていけば欠点があるのかもしれませんが、僕のように少し前のカメラをまだ捨てたくない方や重たい機材を持ち歩きたくない方にはお勧めできると思います。今はミラーレス一眼が流行っていますが、単焦点レンズを付けた一眼レフカメラのファインダーを覗くのは身軽で楽しいですよ。
身軽な事もこのレンズの長所だと思いました。
画伯