初めてのベトナム
7月末に恩師の結婚式に出席するためにベトナムに行ってきました。
初めてのベトナムだったので式が行われる会場のホテルに泊まりほぼ全ての日程で徒歩圏内だけで活動しました。(とは行っても徒歩だけでも15km以上歩いた日もあるので結構な広範囲です。)
一度だけタクシーを利用し先生のアトリエにもお邪魔させていただきました。
暑い国だろうと予想してかなり身軽な荷物で旅をしてきました。
今回もヨーロッパ出張編と同様にフィルムカメラのOlympus XAをお供に連れスナップ撮影をしてきました。
ニコンFGを持っていく事も考えましたが結局今回もOlympus XAになりました。
サコッシュ的なバッグだけで活動したいので結果こうなります。
そしてフィルムにはこの旅の直前に購入していたコダックのEktar 100を使用しました。
作例 28枚
使用したカメラ:OLYMPUS XA F・ZUIKO 1:2.8 f=35mm
使用したフィルム:Kodak Ektar 100
EPSON F−3200でフィルムのスキャニングを行いました。
滞在したホテル周辺
ホテルの朝食会場から撮影しました。一等地のホテルでしたが下手な日本の繁忙期のビジネスホテルよりは安く泊まれた気がします。
フロントのお兄さんの英語は微妙だったのですが朝食会場のお姉さんは英語がペラペラで席の希望を伝えたりいろいろな事を教えてくださったりお世話になりました。ホテルのフロントよりもベトナムは飲食店のスタッフやコンビニのアルバイトの方達の方が英語がペラペラだった事に驚きました。雑貨屋さんなどでは英語に加え日本語も流暢に話す店員さんがいらっしゃり感服いたしました。嫌味っぽくなってしまいましたがホテルできちんと英語が通じず困った事が一回あったのです…笑
おそらくこれもJICAの進めているプロジェクトの一区画だと思います。
ホーチミンの中心はそこらじゅうで工事ばかりしていました。中心部で活動していたので高島屋をはじめとし、いろいろなデパートがあったので休憩やトイレには困りませんでした。
ホーチミン師の像です。たくさんの観光客の方が毎日ここで記念撮影をされていました。定番の撮影スポットなのだと思います。
宿泊したカフェバー部分に設置されていたチンバリのエスプレッソマシン。ベトナムで見た唯一のチンバリでした。ベトナムでみたほとんどがなぜかシモネリのマシンだったのです。
アメリカの老夫婦や韓国からの家族旅行といった感じの方達が多い朝食会場でした。こちらが英語ができるとわかると会話になったりもしました。お隣にいたアメリカの方も僕と同じ甘いベトナムコーヒーが飲みたいのだと僕のをウェイターに指差し同じのをお願いしますと頼んでいたのが微笑ましかったです。コーヒーと頼んでしまうと普通のブラックコーヒーが出てきていました。
写真に写っているフォーはとても思い出深い一皿でした。ベトナムに着いたのが夜中だったので一番最初にベトナムで食べたベトナム料理がこれになります。本当においしかったです。夢に出てきそう。朝食はヨーロッパのホテルに負けず劣らす本当に美味しいホテルで、ベトナム料理、中華料理、そしてヨーロッパ的なものなどいろいろなものがズラリと並んだ本当に満足感の高い朝食がいただけました。
ただ、とても横暴な外国人旅行客の方がいてすごく嫌な思いをした朝もありました。ベトナム人従業員を馬鹿にするように英語で叱りつけている宿泊客がいました…これは最終日の空港でASEAN専用パスポートレーンに並び駄々をこねている北米の旅行客にも言える事でした。いろいろ考えた出来事でした。
たしか高島屋の入るデパートの屋上から撮影した一枚だったと思います。かなりシャープに撮影できていて驚きました。さすがにEktar 100はすごいフィルムです。JAICAのプロジェクトで鉄道敷設が進行しています。現地の作業員かと思うと日本から来た建設会社の社員の方が現地の方に混じってお仕事をされていました。
けたたましい喧騒の街を歩く
マーケットやベトナムの商人達
大人がおらず子供がお店番をしていました。学生時代にミロの事をブルネイの子と話した事があるのをふと思い出しました。アジアではミロが人気なのかもしれません。
何を売っているのかよくわからないお店もありましたが、いろいろなお店で必ず炭酸のジュースとタバコが売られていたのが印象的でした。どこに行ってもタバコとジュースは小さなガラスケースに入れら店先に鎮座しています。
カゴを売っているお兄さん。あまり流行っていませんでしたがこういうのは買っても良かったかもしれません。お土産用といったしっかりとした編みかごや手提げの編みかごはどこでもありましたが、もう少し生活雑貨よりのこういう安いものほど楽しい気がします。
馬喰町と浅草橋と御徒町が混じったような市場もありました。ここでは造花が売られていました。(撮影地はベンタイン市場の入り口付近だったと思います。)
ドリアンをカットして小売している屋台?のようなスタイルのお店でした。意外とドリアンの屋台はここくらいでしか見かけなかったかもしれません。彼らは軽装なので持ってくるのが大変で傷みやすいからかもしれませんね。
似たようなものばかり売られている通りもありました。それでも成り立っているようでした。この通りはサングラスや草履、Tシャツなどの観光客向けのものばかりでした。
今日は以上です。最後までありがとうございました。
フィルムカメラで撮影した作例を他にも多数公開しています、あわせてご覧くださいませ。
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PortraとTri-Xのような定番商品としては定着していませんが、粒状感などのスペックで語れば現時点でもっともハイエンドのフィルムかもしれません。
Kodakの本気の一本です。