画伯の雑記 – 2019年8月22日 高校時代の愛機、Bronica S2を再び使う。

Bronica S2 とNikkor-P 75mm F2.8

Bronica S2 w/Nikkor-P 75mm F2.8

当時買ったばかりだったのにも関わらず数週間貸してくれと人から言われすごく嫌だったのですが堪えて貸した思い出があります。
自分がほとんど使っていないのに、お金を一生懸命貯めて買ったものを貸すという事が悔しかったのです。
寮生活だったので物の貸し借りで神経が疲れたものです。
嫌と言うのも大事だなと大人になってわかるものです。

引き蓋は絶対に無くしたらダメ!

Bronica S2 w/Nikkor-P 75mm F2.8

エクステンションチューブ、フィルムマガジン、そしてポラロイド用のバックもありますが実家から送られてきたのはマガジン1つのみ。引き蓋が無くなっていなかったのが救いです。当時は絶対に無くさないようにとカメラストラップと引き蓋を赤いナイロンの紐で結んでいました。

開放F値は2.8から!

Bronica S2 w/Nikkor-P 75mm F2.8

当時F2.8という開放F値はあまり重視していなくて、シャッター速度が1/1000まである事が助かるなぁと感じていた思い出があります。
高校の購買で買える中判のフィルムがTri-X一択だったというのも大きいです。自分でいるフォードやTMAXも買ったのですが、現像などで慣れているTri-Xを結局よく使うことになるのでした。

距離指標はこんな感じ

Bronica S2 w/Nikkor-P 75mm F2.8

スナップで!パンフォーカスでサクサク!みたいなキャラクターのカメラでもないですし被写界深度も浅いので距離指標が見難い事はあまり気になったことはありません。
大きなシャッター音無骨なボディー、すべて気に入っております。

Bronica S2 / カラーネガ自家現像 作例 14枚

使用したカメラ:Bronica S2 / Nikkor-P 75mm F2.8
使用したフィルム:前半7枚 FUJI PRO160NS / 後半7枚 Kodak Portra 160 合計14枚
自家現像した後にEPSON F−3200でフィルムのスキャニングを行いました。

Dev 39°C 5min30sec, Bleach&Fix 10min, Wash 8min, Photo Flo 1min (同一現像液で27,28本目)

FUJI PRO160NS (3年前に期限切れ)

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PRO160NS / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PRO160NS / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PRO160NS / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PRO160NS / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PRO160NS / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PRO160NS / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PRO160NS / 自家現像

ここから後半

Bronica S2 w/Nikkor-P 75mm F2.8
この日も虫除けスプレーをしてから撮影に向かったのですがほんの数センチだけ虫除けスプレーがかかっていなかった箇所をピンポイントで刺されました。
夜の撮影だったので長袖長ズボンで向かうべきでした。

PORTRA 160 (1年前に期限切れ)

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PORTRA 160 / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PORTRA 160 / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PORTRA 160 / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PORTRA 160 / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PORTRA 160 / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PORTRA 160 / 自家現像

Bronica S2 Nikkor-P 75mm F2.8 / PORTRA 160 / 自家現像

やっぱり中判カメラでの撮影はとても楽しいです。
撮影は大変ですし、撮影可能枚数も少ないので緊張感がありますが楽しさはぐっと増します。
スキャン作業後にLightroomで拡大してみるのもとても楽しいです。
信じられないくらい情報量が多いネガで苦労しても使う価値があるのだなと思わせてくれる説得力があります。

今回は夜間の撮影で絞りをF8やF11に絞って撮影しました。
大切に扱ってきたカメラではありますがモルトの劣化などもありファインダースクリーンも少し緩んでいます。
近日中に開放F値の2.8や近接で撮影してピントの精度なども確認したいなと思っています。

画伯


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