はるちゃんが撮ってくれた写真について説明するうめちゃん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.018
今日はアルバイト先にマリちゃんがコーヒーを飲みに来てくれました。
なんとマリちゃんのアルバイト先のオーナーさんがインフルエンザでダウンしているとのこと。
今年のインフルエンザ患者数が過去最多なのだそうです。
私の気のせいかもしれませんが毎年過去最高気温を更新、過去最多の患者数という言葉に聞き慣れてきてしまっている気がしなくもありません。
やたら不安になるのもいけませんが万全に対策をしていきたいと思いました。
マリちゃんがここ数日の冷えで極端に自律神経の具合が悪く毎日朝夕二回入浴したり、半身浴をしているけれどやっぱり私とスーパー銭湯なり岩盤浴に行きたいという話になりました。
あいにく今週末は両親がまた東京に来て一緒に東京都写真美術館までユージンスミスさんの展示を見にいく予定が入っています。
はじめおじさんが来週の金曜日まで帰ってこないので母が2日だけ宿泊してたまえおばちゃんの事を少しだけ手伝うそうです。
まぁそういう口実で、久しぶりに姉妹そろってニコニコしたいようです。
でも必ず近いうちにスーパー銭湯、せめて近所の銭湯はマリちゃんと行きたいなぁと思っています。
私も大きな湯船に入りここ数日の寒さでこわばった体をほぐしたい。
アルバイト先にはるちゃんが撮影と引き延ばしをしてくれた私のポートレート写真が飾られることになりました。
一昨年の年末くらいにもお話ししたかもしれませんが、私のアルバイト先では白い壁のスペースを有効活用しようということで常連さんや従業員の描いた絵や写真などを代わり番こで展示しています。
最初のうちは自分の写真が仕事場に貼ってあることが恥ずかしかったのですが、毎日同じ顔の常連さんばかりなので気づいたら恥ずかしさも和らいでいき、写真が会話のきっかけとなった事で結果的にはいいことだなぁと思いました。
老若男女問わずカメラが好きな方が私の職場にはよくいらっしゃいます。
私もレンタル暗室をはるちゃんと一緒に利用して写真を引き伸ばしている話などを常連さんとできるようになりました。
少し前からはるちゃんは職場にも学校にもカメラを持ってくるようになりました。
いつもお出かけするときはローライフレックスと言う二眼レフカメラを首から下げ私やマリちゃんのポートレートなどを撮影していたのですが、最近新たにRollei 35という小型のカメラも持ち歩くようになりました。
少し前に神保町の写真集や美術書に強い古書店で私が勧めたスティーブン・ショアさんという写真家の写真集をはるちゃんは本当に気に入ったらしく、スティーブン・ショアさんが愛用しているものと同じローライ35というカメラを貯めていたアルバイト代で買ったそうです。
私の母もスティーブン・ショアさんの写真集が好きで、はるちゃんと同じく影響をうけローライ35を持っています。
私は暗室作業をしていてはるちゃんが普段愛用する中判のフィルムの優位性のようなものを常々感じていて、ローライフレックスで撮影したフィルムでプリントした写真は素晴らしく、この上なく良いカメラやのになぜ足すのやろうかとふと疑問ではありました。
でも自分の事に置き換えて考えてみれば私もカメラを2台も持っていますし、ギターに至っては申告したくないほど持っています。
常連の一太郎さんに私もカメラを2台持っている、これは持ちすぎだと言ったところ鼻で笑われました。
一太郎さんの家には冷蔵庫のような大きな防湿庫に何台もカメラが入っているのだそうです。笑
まだはるちゃんが小さな方のローライと呼ぶローライ35で撮影したフィルムから引き伸ばした写真を見ていないので、もしかしたら後日考えが変わっているかもしれません。
それでもはるちゃんがローライフレックスで撮影しプリントした写真を初めて見た時はとても綺麗で感動した事を覚えています。
だってコンタクトシートの段階でチェキのフィルムよりも大きいのですもの。コンタクトシートを見ているだけでも楽しく、そこは羨ましかったのです。
それは圧倒的でした。
うめこ
今日の一枚
LEICA M10 , APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.
今日の一曲
The Fall – Repetition
今日の一冊
昔この本とルクルーゼを使ったレシピ本をもらった事を思い出しました。
この本をくれた人、今元気にやってるやろうか。