うめちゃんからの手紙 2017 No.144 ヒロシの近況報告。

ヒロシ 二郎 三郎

うめちゃんからの手紙 2017 No.144

うめちゃんからの手紙 2017 No.144

最近ヒロシ君はどうしよん?とよく聞かれるのでヒロシの近況報告をしたいと思います。

少し前にヒロシは猫のベビーシッターの資格を取得しました。

資格取得後に魔法省の出先機関へ何度か通い書類をすべて自分で準備して色々な登録をしていました。
資格保有者の使い魔のみが入れる共済組合にもやっと加入でき晴れて社会的にも使い魔デビューが出来ました。
お仕事している時などに怪我や事故にあった場合に保険が使えるようになりました。
加えて猫のベビーシッターのためのベビーシッター賠責などにも加入しました。
魔法省がらみの書類の準備は本当に大変でしたがキンちゃんなどの周りの猫の先輩達に相談したりおばちゃんにインターネットで調べてもらったりしながら私とヒロシで頑張りました。

ヒロシは現在お給料が発生するお仕事を二つしています。

一つは以前から続けている古書店のアルバイト、そしてもう一つがベビーシッターのお仕事です。

プライベートでは二郎と三郎の猫学校の送り向かいで大忙しです。
猫の学校も人間の子供の学校とそっくりなのですが二郎と三郎もまだ低学年なので早く授業が終わります。
そのためヒロシはアルバイトのお昼休みを利用して学校に迎えに行き家まで送ってから午後の仕事に戻っています。
かなり大忙し!

そして雷門の近くに住んでいる猫のガールフレンドが最近できたので、恋も大忙し。

ヒロシは巨漢猫でたくましい猫ですが、それでも人様のお子さんを預かるというというお仕事はとてもプレッシャーが大きかったのでヒロシは一生懸命勉強をしてベビーシッターの資格を取りました。(保険などに加入するためにも資格を取る必要がありました。)

ヒロシのお友達でもありベビーシッターをさせていただいているお子さんで、まっちゃんという吹田市出身の天才4歳児のお友達がいます。
そして私よりも先に仕事のためにスマートフォンを購入しました。
まっちゃんの幼稚園の送り迎えの際に幼稚園側にヒロシがIDカードを提出し、幼稚園からまっちゃんのお母様の携帯にヒロシがきちんと何時何分に迎えに来たという連絡が入るように以前からなっていました。
スマホを購入してからは、ヒロシからまっちゃんのお母様に写真付きで定時連絡を入れたり、まっちゃんの写メを送ったりもしているようです。

猫のベビーシッターのための資格や保険などは本当に細かい規定が多く更新頻度も多いので大変です。(2年更新の資格で、まっちゃんが小学校に上がるまでは有効なようです)

ただ友達の猫やガールフレンドからも携帯にしょっちゅう連絡が来るようになり、色々な人や猫に縛られるようになったのも事実。
忙しそうな姿のヒロシがかわいそうな気もしています。

ヒロシは私の使い魔ですが今は私の魔女のお仕事は手伝わせていません。
私自身も魔法学校の勉強やアルバイトが忙しいという事も理由の一つですが、ヒロシ自身に縁があった事を色々経験をしたほうが良いと思っているからです。
魔法の勉強ばかりしていても良い魔女にはなれないのと同じで、魔女のお手伝いばかりしても良い使い魔にはなれないのです。

私が楽しいと思った事にヒロシにも触れてもらいたいと思っています。
ヒロシも、自分が出会った愉快な仲間を私に紹介したいと思っています。
そんな感じで持ちつ持たれつ毎日やっていきたいのです。

ヒロシもベビーシッターのお仕事を楽しんでいるみたいですが、たまたま縁があったまっちゃんの専属のベビーシッターしかするつもりはないようです。
まっちゃんが小学校に上がるまで専属でいくつもりのようです。
それ以降は他のやってみたいことにチャレンジしてみたいようで、ゆっくりと他の事にもチャレンジしていく計画のようです。
ヒロシは一生懸命頑張っているという報告でした。

うめ


画伯のつぶやき

コトノバドライブを今日は読み返していました。
今年の3月に発売された第4巻が最終巻になりました。
芦奈野ひとし先生の作品は全て好きで良く読み返します。

芦奈野ひとし先生のカブのイサキが全6巻とお風呂上がりの寝る前に読み切るには丁度良いボリュームでした。
コトノバドライブも全4巻と読み返しやすく、こちらもローテーションに組み込もうと思います。

古谷実先生の作品もボリュームが寝る前に全部読み切れたりするので大好きです。
(シガテラ、わにとかげきすとかが丁度良い長さ。)
僕の秋の夜長には3巻以上6巻未満が丁度良いです。

おやすみなさいませ。

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