画伯の喫茶店探訪記-親しみやすく通いたい名古屋のMITTS COFFEE STAND

あいちトリエンナーレの会場エリアに近い立地

今回は名古屋市中区錦二丁目にあるMITTS COFFEE STANDさんに行ってきました。
MITTS COFFEE STANDの開業は2012年6月1日です。
あいちトリエンナーレ長者町会場や有名なお茶の升半からもほど近い場所にあります。

コーヒースタンドと店名に入ってはいますが、旧来の名古屋の喫茶店の延長線上にあるタイプのお店で、とても居心地が良いこと、コーヒーやフードの価格が安いということが特徴に挙げられます。
MITTS COFFEE STANDさんもスペシャルティコーヒー、シングルオリジンのものを提供されているお店ですが、東京と比べるとかなりお値打ちにシングルオリジンのスペシャルティコーヒーを飲むことができます。
以前紹介したダイヤコーヒーさんもそうですが、名古屋の喫茶店は本当にすごい!
低価格で高品質、そして気取っておらず居心地の良いサービス。

MITTS COFFEE STAND 店舗情報

住所:愛知県名古屋市中区錦2丁目8-15 錦三輪ビル1F
TEL:052-222-0207
営業時間:平日 7:00~19:00 土日・祝 8:00~18:00
定休日:不定休
アクセス: 名古屋市営地下鉄東山線伏見駅1番出口、名古屋市営地下鉄桜通線丸の内駅6番出口

MITSS COFFEE STAND 公式サイト

※詳細等は2018年1月現在のものです。実際に行かれる際は最新情報を公式サイトでご確認ください。

名古屋でも美味しいフラットホワイトが!

MITTS COFFEE STAND

名古屋で美味しいフラットホワイトが飲めて嬉しい。

フラットホワイトが好きでいろいろなお店で試しています。
メニューに載っていないお店でもバリスタの方の知識と練度が高いお店などは作っていただける場合が多いメニューです。
名前は伏せますが僕が好きな吉祥寺の仲道通りにあるコーヒースタンドでお願いした所、とても美味しいものをいただくことができました。
常時メニューに載せているお店は都内ではオールプレス・エスプレッソ・東京ロースタリー&カフェさんなどがあります、関西では京都のVermillionさんなどでもいただけます。

店長さん

MITTS COFFEE STAND

気さくに質問や会話に応じてくれた店長さん。

いままでとても気になっていたMITTS COFFEE STANDさんのこと、思い切って話しかけてみた所、色々と気さくに教えてくださりました。店長さんと会話をしなが後ろに立ってらした他のバリスタの方もとてもニコニコされていてとてもいい雰囲気の職場なのだろうなと感じました。

名古屋でSynesso!?

MITTS COFFEE STAND

名古屋には代理店がないと聞くSynessoのマシンが!

ラ・マルゾッコのマシンかなと思い込んでいたのですが…
改めてしっかりとみた所、Synessoのエスプレッソマシンが導入されていて驚きました。
代理店が名古屋にはないそうで、Synessoのエスプレッソマシンが名古屋で見られるのは本当にレアです。
東京でもまだ導入しているお店多くはなく、数年前からやっと増えてきていると印象です。
都内だと株式会社WATがプロデュースしたチョコレートが有名なDandelion Chocolateさんや、アイスクリームで有名なBridgeさんなどで使われているマシンです。(余談ですがブルーボトルコーヒーは清澄白河店がKees van der Westenを改造したもので品川駅店や三軒茶屋店はラ・マルゾッコ)

豊富な種類のマフィン!

MITTS COFFEE STAND

マフィンの種類が豊富やしケーキもあって本気だなぁ。

マフィンの種類がとにかく豊富でアメリカのカフェにやってきたような錯覚を覚えます。

ポートランドのカフェを思い出すカップ

MITTS COFFEE STAND

名古屋でフラットホワイト!

ポートランドのカフェなどでも見られる自社スタンプが押されたコーヒーカップスリーブ。
自社で一つずつ作業をするのは大事なことなのかもしれません、 有名どころだとStumptown Coffee Roastersも始業前などにバリスタの方たちが一つずつ丁寧にカップを確認しながらバッファローのシルエットに自社名が入ったスタンプを押しています。

MITSS COFFEE STANDさんも美味しいコーヒーが適正価格でいただけるにもかかわらず、どこか控えめで自己主張が強くなく、客が求めていない所まではグイグイ来ない、素晴らしさがあり、そこが僕が一番最初に旧来の名古屋の喫茶店の延長線上にあるタイプといった理由でもあります。

時代の潮流でどうしても最近は”ライブ感”やバリスタの”パフォーマンス力”が少なからず求められるようになってきている気もしています。
とあるサードウェーブ系店舗では頻繁に客から見える場所でバリスタが集合し、抽出度計でコーヒーを測りカッピングしていく光景が見られます。

マニアックなお客さんが増えたというのも一つの理由かもしれませんが、カフェとはやっぱり納得できる味、価格、そして居心地の良い空間に尽きると思うのです。

僕個人はカフェに非日常やエンターテイメント性などというものを求めていなくて、自分の家では作れないコーヒーが飲め、休める場所を探してお店に入ります。

MITTS COFFEE STAND

楽しい気分になれる素敵なカフェです。

地域のイベントのフライヤーなども多数貼られていて、活発な雰囲気もあるお店です。

MITTS COFFEE STANDさん自体も他のお店の代打でしたが東別院の手作り市への参加、店内で絵や写真の展示を行ったりと地域の文化に貢献するハブとしても機能しています。昨年からはB.LEAGUE所属「Sea Horses MIKAWA(シーホース三河)」のオフィシャルスポンサーになり地域の文化やスポーツに貢献しようと積極的に活動されています。

いつか僕も絵を展示させてもらいたい。笑

名古屋の喫茶店はライブや絵の展示に活発なお店が多い印象が昔からありました。
柴田聡子さんが今のように売れる前に金山のブラジルコーヒーでライブをした事もありました。
その昔…15年以上前だと思うのですが、今ではなくなってしまったn.v cafeという大須の近くにあったカフェでLomoのカメラの取り扱いがありました。(トイカメラブームなんて始まるもっともっとまえで、ロモグラフィーストア直営店などが出来るよりも前です。)

MITTS COFFEE STANDさんも樽木栄一郎さんの独演会が2018年1月26日にあるようですよ。

いい趣味してるぜ!

MITTS COFFEE STAND

置かれている本の趣味がすごく良い。

コーヒーとは関係ないのですが、店内に置かれた本棚の趣味がよく思わずパチリ。
店長さんの勉強熱心な人柄が本棚からも伺い知る事ができます。

(再訪したり思い出す事があれば追記、写真の追加をしていく予定です。)

画伯

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