うめちゃんからの手紙 2018 No.156 月日が経つのは…

うめちゃんからの手紙 2018 No.156

バイト先で女将さんを待つうめちゃん。

うめちゃんからの手紙 2018 No.156

今日はアルバイト先の賄いが手紙に書かなければいけないほど豪華でした。
それは名古屋コーチンを使った親子丼でした。
美味しそうに食べる私とはるちゃんの姿を見ながらマスターは終始ニヤニヤしていて得意気でした。
マスターの娘さんが「あんまりうちの父を褒めたらダメだよ、褒めると同じものが続くからね。」と笑っておられました。
以前はるちゃんのお母様に連れて行っていただいた、たまひでで食べた親子丼以来の衝撃でした。

学校の方も怒涛のテスト週間が終わり今月末で学年が終わり夏休みに入ります。
生徒の私達はひたすら勉強をしてテストを受ければそれで解放されるわけですが、先生方は夏休みの怒涛のテスト問題作りが終わった後は大量の宿題作りが待ち受けているのでとても大変そうです。
昨年も書いたと思うのですが、テストも宿題も生徒ごとに異なります。
日常的に行われる小テストがPretestと呼ばれ、複数回繰り返されるPretestの結果から期末テストの問題の組み合わせが作られるそうです。
簡単に言えば意地悪にすべての生徒それぞれの苦手なところをあぶり出すように作られているわけです。
TOEFLなどのテストに予備テストがあるのと似ているかもしれません。
さすがに最近はコンピューターなどが駆使され先生達の問題作りや宿題作りも少しは簡単になったそうですが、それでも生徒の苦手なところを見抜くための診断作業のようなものはコンピューターには任せられないそうなので労力は変わらないような気もします。
私はパソコンが使えない人間なので将来そういうお仕事にはつきたくないなぁと今から思っています。

アルバイト先ではるちゃんが学校帰りにコーヒーを飲みに立ち寄って下さった田中さんと世間話をしていました。
はるちゃんの歯列矯正が9月頃には全て取れるそうで、なんだか寂しい気持ちで、想像以上に治療期間が短く治療に払ったお金の元が取れていない気がすると話していました。
何を持って元が取れるか取れていないのか私にはよくわかりませんが、私が客観的に見てもとても綺麗な歯並びになっている気がします。
はるちゃんがいうには2年半くらいかかってやっと矯正歯科の人たちの名前や好みを覚え打ち解け仲良くなったばかりで、やっと気になる事や治療でわからないことも積極的に聞けるようになってきたのになぁとぼやいていました。
田中さんは今年から始めたばかりだそうですが、大学を卒業する前には治療が終わると言っていました。
はるちゃんは田中さんに気になる事や不快なことがあれば積極的に口にしていく方がいいと念押ししていました。
1年や2年というは本当にあっという間なのだな、毎日はるちゃんに会っているから気づかなかったけれど出会った頃の姿を思い出してみれば歯もすごく綺麗になっているなぁと年月の過ぎ行く早さに改めて驚いたのです。
私がもし2年前から大型犬を飼い始めていたとすれば今頃私より体格が大きなワンちゃんに成長していることもざらにあるわけですものね。
私自身にあまり変化がないことの方が周りの変化よりも逆におそろしいかもしれません…

今日は店舗でコーヒーを入れていましたが明日は焙煎工場です。
少し前からトレーニングエリアに新しくピストンレバー式のエスプレッソマシンが設置されています。
明日は豆の品質管理とカフェで配布しているZineの製本作業を頑張って時間に余裕があればピストンレバー式エスプレッソマシンの練習もしてこようと思っています。

はじめおじさんがエスプレッソマシンを買いたいと半年以上前から考えてらっしゃるのですが、女将さんが少し前にLa PavoniやElektra Micro Casaなら美味しいケーキを持ってきてくれたら保守整備してあげるよとおじさんに言ったものですから、おじさんの心にも迷いが生じ今はピストンレバー式のエスプレッソマシンが欲しいなぁと言っています。
とある業者だとElektra Micro Casa用のガスケット一式全て買ったとしてもパーツ代が5000円前後だそうで、ネジ一本無くした場合などでも全て取り寄せる事ができるので女将さん的にはイチオシなのだそうです。
私も個人的にはElektra Micro Casaが下宿にあったらかっちょいいなぁと思うのでお勧めしたいなぁとは思うのですが、おそらくLa PavoniもElektra Micro Casaもボイラー部分などが子供がいる家庭には危険な気がしています。
鏡面仕上げでキラキラしていてボイラー上部に鳥の彫像が飾ってあるわけですから、子供がホイホイ寄ってくるのが目に見えています。
かといって子供の手に届かないところにいちいちなおしていてはその美しい仕上げに対して失礼な気もしてしまいます…
子供の頃にたこ焼き器の銅板の穴すべてにおもちゃの指輪やビーズを詰め込み熱く熱し溶かして大きな宝石を作ろうとした事があるというたまえおばちゃんの話を思い出しました。
家中がプラスチックの燃えた匂いで充満し匂いが長期間取れずしこたま怒られたのだと笑っていました。
子供の想像力は豊かであるがゆえに大人が予期できない危険が発生するものです。
でも子供がいるから欲しいキッチン用品やエスプレッソマシンを諦めるのも間違いです。
はじめおじさんとたまえおばちゃんの事ですから創意工夫で安全にそしてオシャレに実現してくれる気がします。

うめこ


今日の一枚

EOS 6D / EF24-70mm F4L IS USM

EOS 6D / EF24-70mm F4L IS USM


今日の一曲

Janis Joplin "Summertime" (Live -1969)

Janis Joplin – Summertime (Live -1969)


今日の一冊

Copyrighted Image

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。