うめちゃんからの手紙 2017 No.196 母の鉄板ネタ2018年ver.に期待。

うめちゃんからの手紙 2017 No.195

母にもらったレンズを持って撮影に出かける。

うめちゃんからの手紙 2017 No.196

実家の母がまたライカのレンズを送ってきてくれました。
とても嬉しいです。

母が少し前まで使っていて、数ヶ月前にオーバーホールに出し快調を取り戻したレンズを一度母がきちんと動作確認をして私に送ってきてくれました。
母が送ってきてくれたレンズは開放F値が1.4のもので私が持っているどのレンズよりも暗い場所で撮ったり背景をぼかすことができるレンズです。
友達のポートレートを撮る時にこれから活躍してくれそうでワクワクしています。
母は父に内緒で買ったさらに明るいレンズを持っているので父にバレないようにと私に一本譲ってくれたのだと思いますが、父には全てお見通しな気もします。
父は母にすごくあまい。
(レンズやカメラをしまっておける冷蔵庫のような小型の防湿庫というものも送ってきてくれました。白い箱で電子レンジのようです。)

今回はレンズに加えて私の両親からの一筆、そしてマリちゃんの日本の保護者である私の祖母から学校とマリちゃんの寮母さんに宛てた書簡も入っていました。
年末年始にマリちゃんが私の実家に泊まりに来るので外泊許可などを取るための連絡です。

今日は学校でマリちゃんに書類を渡し、学校の後にアルバイト先のカフェに年末と年始のシフト希望表を出してきました。
ぎっちぎちに予定が来年の2月中旬まで詰まっていて少し不安ではありますが、事前に出さなければいけない書類は今日すべて漏れなく提出できたと思います。
(忘れ物をしがちなマリちゃんがきちんと書類を提出するのも確認しました)

マリちゃんが私の京都の実家に泊まりに来るということで張り切っています。
京都に帰っている間に父が私達を久しぶりに三嶋亭に連れて行ってくれると言っているのでそちらも本当に楽しみです。
三嶋亭のすきやきの美味しさは折り紙付きで私が改めて書く必要はないのですが、8角形のテーブルを囲み家族でわいわいお話をしながらの食事は殊更格別です。

家族が揃いにこやかに話しをしていると母は決まって面白おかしく猥談を始めるのです。

三嶋亭のある寺町京極商店街からも歩いて行ける距離にあるというスッポンが食べられる料亭にエイプリルフールの母の誕生日に画伯(父のあだ名)と二人でスッポンを食べに行き、そこで子作りをして生まれた子供が私だと母は言うのです。
そして酔っ払った祖母も「実はグランパとグランマもそこで画伯を作ったんだよ」と面白おかしく話を重ねてきます。
私は赤面してしまいやめてほしいな、仲居さんに聞かれていなければいいなとは思うのですが、年々恥ずかしさも薄らぎ、本当にそのお店が実在するのか気になって気になって仕方がありません。

祖母と母が言うには私も何度もそのお店の前を通っているというのです。
とある場所にあるその料亭に若い男女のカップルがスッポン料理を食べに行くと、食事が終わる少し前に仲居さんがさも当たり前といった顔で「隣のお部屋もご用意がすんでおりますと」一声かけにくるのだそうです。
スッポンを食べた後に布団も敷いてあるので”寛いで”行ってくださいというスタイルらしいのです。
風営法?とかそういうの的に許可されるのやろうか、それとも私の一族や常連だけが知る昔から続く地元のノリ的なあれなのやろうか。
まぁでもそれは面白いなと本音で思いました。
いつの日か私が結婚し子作りをするチャンスタイムが来た暁にはそのスッポン料理屋に出向き、
「祖母とオカンがお世話になりました、私もやっと来ることができました」と心の中でつぶやきながら入店したいと妄想しております。
そして生まれてきた私の未来の子供にもニヤつく私の母のようにこの猥談をしたいと思います。

先日、はるちゃん、マリちゃん、私のいつもの3人で駄弁っていた時に、「食事の後に”行為に及ぶ”っていうのは伊丹十三映画でも出てきたし、万国共通のある種のロマンチシズムを感じるよね。」とむっつり女史のはるちゃんが言っていました。笑

はるちゃんはお寿司デートの場合のパターン、イタリアン、フレンチ、といろいろなパターンのデートプランをすでに妄想済みだそうで、「焼肉などの肉食系の場合はまぁ分かりやすくエロが前面に押し出されているデートプランで粋ではないなぁ、蕎麦屋の後に”行為に及ぶ”ってのも気の置けない付き合いが長いカップルって感じで、気取ってなくてそれもエロくて乙だなぁ」と赤裸々に妄想を熱く語るのでした。

はるちゃんは結構な妄想家です。

私は猫をかぶるつもりはないのやけれど、なぜはるちゃんのその類の話や妄想には必ずはるちゃんの好きな料理が出てくるのやろう。

そこがとても面白くはるちゃんらしいなぁと私は思ったのでした。

ただ私が言った「ちょっと、せっかくなら私のうちでモーニングコーヒーまで付き合ってや、美味しいコーヒーいれるから…」という私が考えた決め台詞が3人の中で最もエロい妄想だとマリちゃんもはるちゃんも言ったのには納得できません。

うめこ


今日の一曲

やしきたかじん-やっぱ好きやねん11PM

やしきたかじん-やっぱ好きやねん

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