14年2ヶ月10日の付き合い。
愛用しているGR DIGITAL III、もう15年位は使っているかな?と思っていたのですが、計算してみるとまだ14年とちょっとでした。
14年も同じ道具を使い続けられるのは珍しい事です。
編集ソフトの機能やノイズ除去能力が向上したためか、14年前のデジカメの画像でも見劣りしません。
場合によってはCCDセンサーの特性で最近のスマートフォンの画像よりも綺麗に見える事もあります。
以前はノイズを心配し使えるISO感度の上限とシャッタースピードに知恵を絞っていましたが、最近では気にせずISO感度800以上でも撮影するようになりました。
編集ソフトのノイズ除去も万能ではないですが、便利ですし、ISO感度を上げるのを我慢して手ブレするよりは良いかもしれない?最近はそういうことを考えるのも楽しいです。
あと逆にノイズが乗っている画像もフィルムの粒状感を想起させ、少し楽しい気持ちになれるので高感度ノイズもありがてぇという時も多々あります。
フィルムスキャナってCCDが多かったですし、GR DIGITAL IIIもCCDですから、どこか通ずるものがあります。
GR DIGITAL III / GR LENS f=6.00mm 1:1.9 (35mm換算28mm) / 作例15枚
以前はこういう感じに青空が多く入った画像だとセンサー上のゴミが目立っていたのですが、ゴミが移動したのか最近は見えなくなりました。
F11とかで撮影する事が減ったのも多いに関係あると思います。
F8では見えないですし、F5.6くらいまで絞って撮影すれば十分な気がしているので最近はそうしています。
小学生の頃の同級生とこの辺りを散歩した時に、ここの近くまでフットサルに来た事があるという話を聞かせてくれた事を思い出しました。
自分は散歩以外運動不足です。
同じような写真が2枚続きました、上のシーラカンス像はストロボ発光で撮影したもの、下の1匹はストロボ無しで撮影したものになります。
普通に綺麗に写ります。
レスポンスが遅い以外は不満はありません。
ISO1600で撮った画像とISO283で撮った画像を比較として下に掲載しましたが、違いはわかりますが、シャッタースピードの心配をしながら手ブレ写真を作るくらいであれば1600でも積極的に使った方が良いという結論に至り、活用しています。
左がISO感度283で右が1600です。
確かに283の方が綺麗ですが、1600でも個人的には不満はないです。
1600の画像はノイズ除去等はしていないでので、上手な人が編集すればノイズも目立たなくなると思います。
14年使って傷や埃がレンズに入っていますが、気兼ねなく持ち歩けるので心が楽で良いです。
日々の散歩に持ち出すカメラとして最高です。
これからも大事に長く使っていこうと思います。
画伯