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名残惜しいけれど、ストックの終わりが見えてきた。
モノクロ、カラー問わず増感現像は数多くやってきたのですが、減感現像は数えるほどです。
Vision3 250Dのストックが残りわずかになり、せっかくなので減感現像を試してみました。
撮影前から不思議な高揚感があり、なんとなく狙っている好きな色が出せる予感がしていました。
購入したフィルムの製造時期を大まかに把握して順番に使用するようにしているのですが、時々頭が混乱してしまって新しいものから消費してしまう事があります。
新しい物を鮮度の良いうちに使うのは良い事ですが…
Vision3 250D、早く使い切った方が良いかなと思っていたのですが潜像コードに書かれた製造年はそれほど古い物ではありませんでした。
いつからか勘違いして早く使い切ろうとせっせと使っていました。笑
意外とストックしている他のカラーネガフィルムより新しかったのです…
冷蔵庫内で大まかには分類してあるのですが在庫管理が不十分でした。
250Dのストックが終わりかけの今になって気がつきました。
もう少し在庫管理をしっかりしたいと思いました。
次回長尺からフィルムを作る時は自作するラベルに購入日等が書き込めるように工夫したいと思います。
FM3A / AI Nikkor 50mm f/1.4S / Kodak Vision3 250D / 1段減感現像 作例 24枚
使用したカメラ:Nikon FM3A /AI Nikkor 50mm f/1.4S
使用したフィルム:Kodak Vision3 250D
Dev 38.8°C 4min15sec, Bleach&Fix 10min, Wash 6min, Photo Flo 1min (同一現像液で28本目)
最近彩度が落ち着いていてコントラストが少し眠めの仕上がりが気に入っています。
増感と減感で比べると、増感の方が変化が分かりやすく楽しみやすいのかと思います。
減感に関してデータが十分にないので、今後は減感にも挑戦していきたいです。
Vision3のフィルムに限ってはラティチュードが広いため季節を問わず使える失敗の少ないフィルムだと思います。
Pen Sなどですと1/250までしかない場合もあるので今回のように減感でも気に入った結果が得られるのであれば願ったり叶ったりです。
年内は無理かもしれませんが、いずれ50Dを一段増感しEI100で撮影したもの、250Dを一段減感しEI125で撮影した物の２つを比べられたら楽しいのではないかと考えています。
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116
パターソンの現像タンクが好きで、PTP117、PTP115（２つ）、PTP116と4つ持っています。
35mmが1本だけ現像できる最小サイズのPTP114というものもあるのですが、実用的なのは35mmが2本現像できるサイズのPTP115くらいからだと思います。
１Lで薬品を作られる方はPTP116、35mmが3本もしくは120が2本のタイプがちょうど良いかもしれません。
