画伯の雑記 – 2024年1月27日 戸塚駅から藤沢本町駅まで歩きました。

まだまだしばらくは横浜市を歩きますよ!

画伯の雑記 – 2024年1月27日
まだまだ横浜なので横浜市営地下鉄ブルーラインの案内も出ています。
頑張って歩いてきているつもりですが、全然進んでいないのか、それとも横浜がとても広いのか。
おそらく前者なのでしょう、なかなか東海道旅と胸を張っては言える状況ではないですね。
このままだと横浜徒歩旅になってしまいますが、今日でなんとか横浜市を脱出し藤沢市に入る事ができました。
そんなわけで今日は戸塚駅からスタート!

東海道 戸塚区戸塚町

画伯の雑記 – 2024年1月27日
戸塚駅周辺は賑やかで商業施設や飲食店も多く、また別日程で探索に来たくなりました。
昔に宿場があった場所が今でも活況に満ちていると、よそ様の土地ですが嬉しくなり歩いていて楽しいですね。

戸塚宿 澤邊本陣跡

画伯の雑記 – 2024年1月27日
戸塚駅から歩いて一番最初にみた史跡の看板かもしれません。
戸塚宿には当時2つ本陣があり、そのうちの1つが澤邊宗三が尽力しできた澤邊本陣です。
国道1号線沿いに歩いていくと横浜市戸塚消防署の横にあります。
小さな写真と間取り図が貼られただけの看板なのでなかなか当時の規模を想像するのは難しいかもしれませんが、本陣を名乗り天皇陛下の行在所であったという事実からなかなか立派な本陣だったのではないかと推察できます。
今でこそありふれているカメラですが、それでも取捨選択して撮影してしまうのが世の常なのでしょう、後の時代の人が見たいものや資料として使いたいものを残せているのか時々考える事があります。
当時は高級宿だったわけですから記録を気安く残す事が憚られたのかもしれません。

国道1号線をしばらく歩く。

画伯の雑記 – 2024年1月27日
今日はいつもより水分を控えて出発したのですが、この辺りは公衆トイレや気楽に入れるようなお店がなくトイレには難儀しそうです。
少し遠回りをしてもよければドンキホーテやライフなどの商業施設があるようでした。
画伯の雑記 – 2024年1月27日

大坂松並木

当時ここから綺麗に富士山を見る事ができたという記録と、坂の長さを調整するために土木工事が行われたと説明されていました。
江戸時代でも日本は灌漑であったり山や坂や河川をガッツリ工事してきましたね。
画伯の雑記 – 2024年1月27日道中工事中の箇所があり、仮設なのかもしれませんが立派な歩道橋がありました。これはそこで撮影した一枚です。
広く向こうまで見渡せました。

しばらく付き合う事になる宝製菓の電柱看板

画伯の雑記 – 2024年1月27日
この道沿いをしばらく行き途中で右に曲がると工場がある宝製菓の看板です。
気になったので行ってみたかったのですが工場直売所等の営業時間等の仔細を調べる余裕も遠回りする余裕もなかったので断念。
直接買いに行く前に横浜市内のどこかでお菓子を買ってみたいですね、あまりにたくさんの看板をみながら歩いたのですっかりこの会社のお菓子が食べたくなってしまいました。
前回もヤマザキパンの看板を何度かみましたが、ランチパック等で既に馴染みがありすぎてわざわざ買ってみようとはなりませんでしたが、宝製菓は馴染みがないので気になって仕方ありません。

画伯の雑記 – 2024年1月27日日本橋から46kmであると書かれています。元気な人であれば自転車で日帰りしてしまいますね。
意外と東京横浜間を自転車通勤している人っていますからね。
国道1号は交通量も多く騒音や排気ガス等の事もあり長く歩いていたいとは思えないのが正直なところです。
大型車等が横を通ったりするところをずっと歩くのは疲れます。
そこが江戸時代の人の東海道旅と違い現代人の不利な点かもしれません。

当時の間の宿の名が残っている。

画伯の雑記 – 2024年1月27日
前回ほんまに昔の人は日本橋から戸塚まで1日で歩きよったんかいなという疑問を呈しておりました。
今日歩いていて原宿と書かれた街区表示板を見つけました。
戸塚宿と藤沢宿の間に原宿という宿場があった事から地名として残っているのです。
いずれかの宿場に泊まれず原宿に泊まったという場合もあったでしょうが、やっぱり昔の人が皆健脚ばかりではなかったでしょうから、有名な宿場の間にある間の宿に自分のペースで泊まって旅をしていた人達もいた事でしょう。

大磯 井上かまぼこ店が設置したと思われる看板

画伯の雑記 – 2024年1月27日
旧東海道沿いに店舗がある大磯 井上かまぼこ店が出したと思われる綺麗な浮世絵の看板を見つけました。
歌川国貞作の東海道平塚大磯間化粧坂鬼王です。
プリントの色がまだ綺麗なので最近設置されたのかもしれないですね。
大磯まで五里!ほぼ20kmです。
大磯はプリンスホテルまで家族で泊まりに行った事があります。
家族で旅行した地が目前になってきたのを実感すると気分が盛り上がります。
よく自動車関係の雑誌やテレビ番組が撮影している場所のイメージもある気がします。

まだ横浜市戸塚区なので同じ意匠の案内板がしばらく続きます。
影取立場跡

画伯の雑記 – 2024年1月27日
宿場間が離れていたため当時の人達が休憩できるように茶屋などがあった場所を立場と呼んでいたそうです。
説明には藤沢宿まで一里の距離に設置されていたと書かれています、戸塚宿を出発しちょうど中間地点、大坂松並木の坂を登ってきて少し喉を潤したい絶妙な所に立場が設置されていたのでしょう。

諏訪神社

画伯の雑記 – 2024年1月27日
この神社自体は明治に移転してきたようですが、先ほどの影取の名の由来となった池がこの神社の奥にあったと伝えられると書かれていました。
旧東海道を歩いて旅をしていると宗教施設に史跡の看板が立っている事がよくあります。
寺社仏閣でなければ令和まで残らなかったと思うと悲しいですが、寺社仏閣があったおかげで多少なりとも当時の雰囲気を偲ぶ事ができているのも事実でとてもありがたい事だなぁと思います。時々は本陣などの立派な木造建築が残っていますが、もっと古い建物が残っていたらなぁと考えてしまうのはロマンチックすぎるし現代人のエゴなのかもしれません。
当時、旧東海道を旅するのはとても大変だった事でしょう、寺社仏閣にお参りし旅の安全を祈願する事は今より切実だったのかもしれません。

影取池

画伯の雑記 – 2024年1月27日
車の往来がありiPhoneの望遠レンズで撮ることになってしまい見にくいのですが、影取池の看板です。
戸塚宿へ向かわれる方への案内を兼ねた看板のようです。
”戸塚宿方面へは、このまま降り車線側の歩道をお進み下さい”と案内されていました、親切です。

戸塚宿藤沢宿間の厠問題

現代において戸塚宿から藤沢宿までを歩くうえでトイレ問題は結構深刻かもしれません。
交通量がある1号線沿いやその近くを歩くのもあり、沿道にあるコンビニのトイレも混んでいました。
道の駅的に使われていて、コンビニのトイレの行列に並ぶのも憚られてしまいました。
かといって少し遠回りしてドン・キホーテやライフまで借りにいくのも…
一応途中大きな東俣野中央公園という公園があったのですが、Google Mapを見たところ

この地図を拡大して見ていただくと、巨人の城と書かれたところの横にトイレのマークがあり(女性用)の表記がされている事がわかります。(2024年2月2日に確認)
帰宅後に調べてみれば当然男性用トイレもあるらしいと分かったですが、不思議とGoogle Mapで見ると女性用と限定されて書かれているのです。
わざわざ括弧書きで女性用と書いてあるのだしわざわざ歩いて行ってトイレがないと悲惨だと思いこの日はこの公園のトイレ利用を諦めました。
代わりに俣野別邸庭園を目指す事にしました。

俣野別邸庭園

画伯の雑記 – 2024年1月27日
イメージとしては俣野別邸庭園までがちょうど横浜市戸塚区です。
鉄砲宿までが戸塚区です。
時間に余裕がある方はここで施設を見学したり休憩したりすると良いと思います。

藤沢市に入ったよ!

画伯の雑記 – 2024年1月27日

横浜までは東京から惰性でやってきてしまった気がしますが、藤沢市まで徒歩でこれば旅感がグッと増してきた実感があります。
ここから先は今までのように雑なプランでは旅はできないでしょう。
しばらく寒くなりそうなのでもしかしたら1ヶ月程休むかもしれません。

トランスボックスに貼られた昔の藤沢周辺の雰囲気

画伯の雑記 – 2024年1月27日
前回は東海道の浮世絵ラッピングが施された自動販売機をよく見かけました。今日は路上に設置されたトランスボックスをギャラリーのように使用し昔の藤沢市の写真の展示がされていたのでそれらを見て歩きました。
カップルで旧東海道を回っている人達も同時刻に居て熱心に鑑賞しつつ撮影していました。
カップルで旧東海道を歩けるなんて羨ましすぎますね。

次回のスタート地点はここかな?伊勢山橋

画伯の雑記 – 2024年1月27日

交通費や歩く距離の事を考えるとJR藤沢駅をゴールにしておいた方が良かったのですが、小田急線藤沢本町駅の方が少しだけ長く旧東海道に沿って歩けたので今日はここをゴールとしました。
新宿方向とは反対側のプラットホームになります、藤沢駅まで1駅でしたが思いのほか利用者がいました。
そういうわけで藤沢本町駅から藤沢駅まで1駅だけ小田急線に乗りました。
1駅だけとはいえ疲れていたので利用しました。
1.5km程離れているとルート検索に出ており、もう気力がありませんでした。

画伯の雑記 – 2024年1月27日

次回は律儀に藤沢本町駅からスタートするべきか藤沢駅からスタートするべきか…
JRだけで済む藤沢駅まで今日歩いていれば次回は楽に安く済ませる事ができた事でしょうが無理は禁物ですし、藤沢本町駅の方が旧東海道には近いので仕方がありません。
それにしても小田急線藤沢駅からJR藤沢駅への乗り換えはものすごく楽で驚きました。
同じ建物で急にポンっとJRの見慣れた改札機が置かれている感じで、JRと名鉄が共生している豊橋駅なんかを思い出したりもしました。
図らずも小田急線に乗った事で小田原が近づいてきた事も意識してしまいます。
小田原は少しは観光をしたいのでうまく日程を組んでおきたいです。
家族とも話していたのですが神奈川県内までは東京からの日帰りを繰り返し、静岡県に入ったら宿泊をしながらある程度まとまって歩いて行った方が安上がりではないか、そう現時点では考えています。
熱海位までで片道2時間ですから往復4時間電車に揺られながら通い旧東海道踏破をやるのもなんか変な感じになってきてしまいますしね…
悩み続けようと思います。

トータルで4000文字近くなって言いました、原稿用紙10枚!
1日のブログ投稿としては結構な負担です。
これももっと早く誤字脱字少なく書けるよう慣れていきたいです。

画伯

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