画伯の雑記 – 2018年6月30日 Leica M10のファームウェアを更新しました。

新しいM10用のファームウェア(2.4.5.0)が昨日公開されました。

忘れっぽいので自分のための忘備録として今回はアップデートの手順をここに記します。
より正確な情報や確実な方法を求めている方は公式サイトを参考に作業を進めるか、お近くのライカショップにご相談ください。

注)すべての人が同じ方法でファームウェアの更新が行えるとは限りません、この記事と同じの方法をとった事でトラブルが発生するかもしれません。あくまでも自己責任で。詳しい方やライカショップに相談の上アップデートを行ってください。不正確な情報を含む場合や変更が加わる事がございます、作業前に必ず公式サイトの情報をご確認ください。

公式ページからダウンロードする事ができます。

ファームウェアのサイズはZIPファイルで約40MB程でした。

公式サイトの発表では以下の項目が変更または追加されました。

・画像を削除する際のユーザーインターフェースデザインの変更
・ベースISO選択時に最長4分までの長時間露光が可能に
・新たなコンティニュアスバーストモードで低速が選択可能に
・プロファイルメニューの読み込みが可能に
・推定F値がEXIFに書き込まれるように
(早速確認してみましたが実際のF値とは少しずれがありました。笑)
・LEDの点滅をオフにする事ができるように
・オートISOのベース感度がデフォルトで200に変更に
(その他のバグの修正や小さなアップデートも含みます)

以下公式サイトのインストラクション簡易翻訳

作業を始めるにあたり

a.)最低でも空き容量が200MB以上はあるSDカードを用意してください。
b.)事前にM10でSDカードをフォーマットしてから作業を進める事を推奨しています。
c.)アップデート用のファームウェアファイルをダウンロードします。

Leica ファームウェアアップデート

該当する項目を選択していきます。

日本語と書かれいるものをダウンロードします。英語とドイツ語の下にあります。

d.)ダウンロードしたファイルをSDカードのルートディレクトリにコピーしてください。

Leica ファームウェアアップデート
e.)コピーが完了したらコンピューターからSDカードを正しくアンマウントしてください。

作業を始める前の注意事項

1.)全ての作業を始める前にまずバッテリーがフル充電されている事を確認してください。
ファームウェア作業には意外と時間がかかります。(8分弱かかりました。)
2.)事前に設定してある項目などがあればバックアップを取っておいてください。
3.)ファームウェアアップデートとM10に表示されている間は絶対にバッテーリーとSDカードの抜き差しを行わない、電源を切らないでください。もし無視した場合はカメラに深刻なダメージが発生する場合があります。
4.)カメラを再起動してください。ここではまだSDカードを抜かないでください
5.)事前に設定したプロファイルが保存してある方はSDカードを抜かずにここで再読み込みを行い設定を完了してください。
6.)作業は以上になります。

実際のM10の画面

メインメニューを選択して進んでいきます。

M10ファームウェアアップデート中の画面

電源を切った状態でSDカードを入れて起動します。

M10ファームウェアアップデート中の画面
アップデートファイルが入ったSDカードを挿入するとこのように(!)表示になっています。

M10ファームウェアアップデート中の画面

2.4.5.0のアップデートに同意される方は右のYESを選択し進みます。

8分弱待ちます。

M10ファームウェアアップデート中の画面

裏蓋を外したり電源を切ったりバッテリーを外したりSDカードを絶対に外さないでください。辛抱です。

時間がかかります

M10ファームウェアアップデート中の画面

想像していたより長く、フル充電されたバッテリーが必要なのも納得です。
少し目を離していると勝手に画面が切り替わっていました。

ファームウェアがアップデートされた事を確かめます。

M10ファームウェアアップデート中の画面

以上です。

注)すべての人が同じ方法でファームウェアの更新が行えるとは限りません、この記事と同じの方法をとった事でトラブルが発生するかもしれません。あくまでも自己責任で。詳しい方やライカショップに相談の上アップデートを行ってください。不正確な情報を含む場合や変更が加わる事がございます、作業前に必ず公式サイトの情報をご確認ください。

ライカ関連記事


Copyrighted Image

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。