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15年以上愛用しているLomo LC-A
一番初めに僕が使ったフィルムカメラはNikomat FTnでした。
その初めて使ったカメラは祖父からもらったもので、なぜかNikon NIKKOR-H Auto 28mm f/3.5という広角レンズがついていました。
初めて使ったレンズが広角レンズ、そしてF3.5という被写界深度の学習にはあまり向かない組み合わせ!
そしてほぼ同時期に初めて自分用に買ったカメラがLomo LC-Aでした。
そしてこのLomo LC-Aも32mmの広角レンズ!
でもLomo LC-Aについているレンズは Minitar 1 1:2.8 32mmというレンズでF2.8のレンズです。
最短撮影距離の80cmあたりでF2.8で撮影すればボケも楽しめます。
現在販売されているモデルと僕のモデルの違い
今販売されているLC-A+というモデルはケーブルレリーズなどが取り付けられるようにシャッターボタンに穴が開いています。
ゼンマイのセルフタイマーなどをつけてタイマー撮影ができたりと応用ができるのでちょっと羨ましい。
現行の商品も僕が15年以上前に買った時と似ていて写真集や作例などがついてくるようです。
僕が買った時は黄色い細長い箱にフィルムと写真集、プラスチックの箱に入った本体だった気がします。
当時はLomography直営のお店などがなく、一部のおしゃれなカフェや雑貨屋さんでの取り扱いでした。
今回は真面目にLomo LC-Aで撮影してみようと頑張ってみた企画です。
それでは本編へ!
Lomo LC-Aとネオパン100 Acros(1段増感)
Dev 20°C 9 1/2 min, Stop Bath 3min, Fixer 6min
すべての写真がアンダーパーフォレーションなので今回はネガの上下をすべて取り込みました。
ロシアのカメラはアンダーパーフォレーションになりがちな気がします。
でも僕が持っているNikon Fもアンダーパーフォレーションだったりするので一概には言えません。
ちなみにNikonに昔勤めてらした方に尋ねたことがあったのですが、Fが新品で売られてた当時からアンダーフォレーションの個体はあった気がするとおっしゃっていました。
Leicaとかでもがっつりアンダーパーフォレーションが出ることが有名なので、味として受け止めましょう。
作例 (合計16枚)
左にあるTOKYO DOMEとかかれた野球盤、全く同じものを子供時代に持っていました。しかも立松君と遊んだ思い出があります。立松君が立ち止まり、指を指して教えてくれたのでした。
ミスした!けどシルエットがむしろピントアあってるよりコミカルかな。
鯉のぼりの立体感がすごくいい感じ。Lomo LC-Aのレンズはいいレンズ。
ポートレート!
もう少し背景をぼかしてもよかったかもしれませんね。けどピントはバッチリです。
トーンはぼちぼち綺麗に出ますよ。
これは手ぶれ…室内だから仕方がないのです。この時もお好み焼きを焼いていたようです。
浅草橋駅近くの町中華。いつも流行っています。
かなりシャープでびっくりしました。
日差しが強い日でした。コントラストの高い粒子の粗い写真みたいになってしまいました。
どこかのビルの打ち水。
意地悪に空に向けるとちょっと厳しいです。
以上です。
最後までご覧くださりありがとうございました。