うめちゃんからの手紙 2020 No.016 大雪に備えた今福親子とカレーを食べてきた。

うめちゃんからの手紙 2020 No.016

おやつを食べながらくつろぐ文ちゃんと、髪についたゴミを取ってあげているうめちゃん。

うめちゃんからの手紙 2020 No.016

今日は学校とアルバイトがありました。
今晩から未明にかけて大雪の予報が出ており、はるちゃんはお父様と神田のホテルに泊まっています。
一応休校にはならない予想なので、明朝の事を考え安全策で都内に泊まっているのです。
以前、下宿の私の部屋に泊まったことがありましたがお父様の職場の病院も近いので親子で泊まって行くのが一番です。
大雪で困ってしまう状況が発生すればお父様も困りますから、親子で一緒にいるのが一番です。

そんなわけでアルバイトの後、はるちゃんのお父様が夕ご飯をご馳走してくださいました。
久しぶりに仕事の後にボンディのカラーを食べてきました。
はるちゃんが「またかぁ」とぼやいていたので、尋ねるとお父様がカレーが好きでボンディはかなり頻繁に一緒にくるのだそうです。
私もボンディのカレーが好きなのでとても嬉しかったのですが、はるちゃんはお蕎麦を食べたかったようです。
ボンディは営業時間が割と遅くまでやっているので仕事の後にも行けるので助かります。
食事をしていた斜め向かいのテーブルに私の職場でよく会う常連さんを見かけ私とはるちゃんは会釈をしました。
デートかな?という雰囲気でした。

下宿に帰ってからしばらく、あのカップルの食事の主導権はどちらがあるのやろうなぁとかぼんやり考えてしまいました。
我が家は姉さん女房の母が主導権を握る事が多く、母は点心や中華料理が好きなので中華料理が多くなりがちです。
母はプレゼンテーション能力が高く、なぜそこのお店でそのメニューを食べたいのかを父に上手に説明するので、父もなるほど!と毎回承諾しています。
これはたまえおばちゃんにも言える事で、大阪の祖父母は夫婦揃って大学の教授なので娘達のプレゼンテーション能力が高く説得力があればどんなものでも買い与え、行きたい場所にも連れて行っていたそうです。
そのような環境で育ったわけですから母も叔母も人に物事を説明するのが上手いのです。

母は見た目と服装からスイーツとかアフタヌーンティーとかよく行きそうと思われがちですが、町中華をこよなく愛す大阪人です。
同好の同性の友人と本当に時々アフタヌーンティーは行くようですが、仲の良い友人ともよく中華を選んでいます。

将来、もし私に彼氏ができたり結婚したら私が食事の主導権を握りたいです。
食事中にイギリス料理をバカにする発言があったらその場で顔にグラスの水をかけ即サヨナラですね。笑
そこに至る前に教育し、そんな事がないように理解を得たいものです。
他にもっと腹が立つ事は生きていたらあるでしょ?と言われるのですが私はイギリスの料理と文化がバカにされる事が無性に腹が立ち許せません。
こればかりは譲れません、はるちゃんがマンションで自転車を勝手に移動する人を世界で一番嫌っているのと同じです。

根本は無理解に対して腹が立っているのかもしれません。
イギリスには美味しい料理もスイーツもたくさんあります。
イギリス人の祖母自身がイギリスの料理はまずい!と冗談のように言うこともありますが、それは方便で、どこかで日本人はやっぱり料理が美味しいと褒められると気分がいい事を察しているからです。
仕方がない事です。
自分でこの文章を書いていてひねくれた人間だなぁと再び自覚し落ち込みましたが、頭ごなしに知ろうともせず他国の食文化を否定する、その短絡的思考が許せないのです。
一事が万事です、人間関係にも通ずると思いませんか?

うめこ


今日の一枚

EOS 40D

EOS 40D


今日の一曲

Lukas Graham – Love Someone [Live at Royal Arena]

Lukas Graham – Love Someone [Live at Royal Arena]


今日の一冊

Copyrighted Image

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。