うめちゃんからの手紙 2019 No.075
今日もヨガ教室に行きてるこさんともお茶をする事ができました。
田中さんとマリーちゃんとはほぼ毎日顔をあわせていて暇があればお茶をしているのですが、てるこさんとはここしばらくお茶をする機会がありませんでした。
特に変わった事もお互いありませんでしたが、みんなでヨガ教室の後に茶をしばくというのも土曜日感があり私の好きな週末の過ごし方です。
子供の時に決まった曜日の夕飯に私の好物を父が作ってくれていたように、曜日を意識できる事が私は好きなのかもしれません。
実家で暮らしていた頃はこの時分に母がタオルケットや蚊帳を準備し始めていました。
そういう情緒に私はグッと来ます。
それをさらに細分化した一週間にもその片鱗があるのです。
少し前から私の職場に私の写真が飾られています。
正確にいうと私の母が撮影してくれた幼少期の私の写真を私が引き伸ばしたプリントです。
実家に帰った時にいくつかネガを預かって来たのです。
自分で見ても子供時代の歯抜けの私が楽しそうにギターを弾く写真はとても楽しい気持ちになれるので大きく引き伸ばしたいと思ったのです。
そういうわけで今日もヨガ教室の後にマリーちゃんと久しぶりにはるちゃんも加わり三人でレンタル暗室に行って来ました。
私以外の二人はモノクロで私はせっせとカラーのプリントです。
CP-32という機械に露光した印画紙を通すだけなのでカラープリントも楽といえば楽です。
ナルシストではありませんが前回プリントしたギターを弾く私のポートレート写真はCP51というもっと大きな自動現像機を使用しました。
私の母も実家で暗室作業をするので両方とも持っているのですが、CP51はしまいっぱなしで、稼働している姿を見るのはレンタル暗室で使用した時の方が先かもしれません。
母は何年か前にFlextight X5というフィルムスキャナを購入したので少し暗室作業から遠のいています。
弟が小さいので暗室作業に時間を取れないのも事実です。
それでも私の時以上に弟は母や祖母にたくさん写真を撮ってもらっているようです。
弟はいろんな服を着せられて女の子よりも衣装持ちで大変やと父も笑っていました。
母はかなり几帳面な正確なので撮影データや現像時のデータが細かく残っていて、Leica M3にElmar-M50mm F3.5をつけKodakのPorta160NCで撮影したと記録が残っていました。
あいにく母が使ったのと同じフィルムは廃盤になってしまったため、私は試す事ができませんが、母はポートラシリーズのフィルムを長い間好んで使っていたという事が伺い知れました。
母は「ポートラシリーズはスキャンでは旨味が引き出せないよ、プリントして初めて良さがわかるフィルムだね」と言っていました。
その言葉を思い出したからなのか、母が言っていた事が少し分かったような、そんな暗室作業ができた午後でした。
明日はお絵かき教室に行き教室の友達とバンドの練習もしてくる予定です。
彼女達のバンドに正式に加入するつもりもありませんし誰かとバンドを組みたいという気持ちは全くありませんが人と一緒に音を出すことは楽しく有意義なので断れません。
マリーちゃんと田中さんは阿佐ヶ谷にあるVOIDさんで開催されているやまだないと先生の個展を見に行くと言っていて、本当はバンド練習ではなくそちらに行きたかったのですが、練習の予定を先に入れていたので仕方ありません。
バンド練習も楽しいのですよ、けど個展もすごく行きたかったです。
CG以外にも鉛筆の素描なども展示されているそうですごく良い展示なのだそうです。
私は作家さんの素描を見るのが何より好きなので一人で時間を見つけて行こうと思います。
西荻窪のはつねの営業している日に合わせて行きタンメンも食べてきたいですね。
最近タイミングと予定がうまい具合に噛み合わんのです。
すごく行きたくて行きたくてたまらないイ・ランさんと柴田聡子さんのライブが7月6日に草月ホールであるのですが現時点で予定が入っていて行けないのが確定しています。
小さい子でなくても癇癪起こしてひきつけ起こすレベルで行けない事が悔しいです。
そのうえ私は行けないのに祖母と田中さんは行くのです。
歯を食いしばったらうまい具合に私も分身の術的なのが使えないものでしょうか。
うめこ
今日の一枚
今日の一曲
イ・ラン − 世界中の人々が私を憎みはじめた