うめちゃんからの手紙 2018 No.172 うめちゃんの夏休みスタート。

うめちゃんからの手紙 2018 No.172

ギリギリまで仕事をしていたうめちゃん。

うめちゃんからの手紙 2018 No.172

イギリスにある祖母のサマーハウスで今年も夏休みを過ごします。
渡英の直前までお仕事があったり、二郎が熱中症になって大騒動だったりと大変でしたが無事にイギリスに到着しました。
いつもヒロシの絵を買ってくださるお客様に絵を納品するのが夏休み前最後のお仕事でした。
仕事を終えて職場に報告に戻るとマスターがイギリスに持っていくと良いとコーヒー豆を300gくださりました。
今日から9月下旬までマスターの息子さんと娘さんにバトンタッチです。
マスターと女将さんには常日頃からお世話になりっぱなしなのでイギリスでバッチリお土産を買って日本に帰国しなくてはいけません。
二郎の熱中症はヒロシが看病していて大丈夫そうですが、本当に不安です。
二郎と三郎は兄弟なのですが二郎はとてもアクティブな反面、普段から運動不足な三郎は全く外出をせず、かえって夏の間は三郎くらい出不精の方が保護者としては安心です。

昨年も出発時にはるちゃんとマリーちゃんが喧嘩をしたのですが、もうあんたらネタでやってるのやろ?と思えるような雛形どおりに今年も二人の喧嘩から渡英が始まりました。
割とマリーちゃんは普段からチンプンカプンなことを言っていますが、それにいちいち鋭すぎるツッコミを入れがちなはるちゃんも真面目すぎるのです。
なぜ喧嘩したのかは後日報告するとして、イギリスの祖母のサマーハウスに着いて早々に夏休み中のアルバイトのスケジュールを渡されびっくりしました。
明日から早速アルバイトが始まります。
祖母の一家が所有している牧場の厩舎はサマースクールを運営している近隣の学校と協力関係にあります。
そのうちの1校で認定英語教師国際資格を持った祖母の友人が教えていて、そこにはるちゃんも去年通っていました。
今年ははるちゃんと田中さんが通う予定になっています。
私の祖母と父もCELTAを取得していて英語を教えることができるのですが、祖母はイギリス人ですが日本語がペラペラなため甘えが出てしまうということでイギリス人の友人の方の方が都合がいいようです。
私の年齢よりも長い期間京都で暮らしてきたわけですから、イギリス出身の祖母ではありますが私よりも日本語の語呂力がありますし流暢な京都弁で話します。
イギリスにいても田中さんやはるちゃんとはついつい日本語で話してしまうわけです。

サマースクールに来ているお子さんたちのトレイルウォークであったり乗馬体験、ブルーベリー狩りなどのアクティビティの一部を祖母の敷地内で開催しています。
目標を持って馬に乗りたいという生徒さんもいて、障害が飛べるようにという目標だったり、ちょっとした地元で開催されるドレサージュの大会に出るのが目標という生徒さんもいます。
私は昨年もアシスタントインストラクターという形でお手伝いをしていたのですが今年も同じくアシスタントインストラクターとして働くことになっています。
ある程度上手になるには落馬も避けては通れないのですが、人様のお子さんを預かっているわけですからとても神経を使い疲れるお仕事です。
厩舎にポニーもいるのですが、胴が真円のように丸く鞍が回ってしまい落馬した男の子が昨年いました。
昨年来ていたドイツの女の子で英語も本当に達者で乗馬の技術にも秀でている子がいました。
びっくりするくらい真面目でしっかりとしたお子さんで指導していて肩がこったのを覚えています。
ですが馬具の手入れなどを丁寧にしていていい子だなぁ、こういうところをうめちゃん先生は見逃せへんでと思ったりもしました。

私は厩舎で馬のお世話全般と乗馬体験などのお仕事をします。
今年も昨年同様農園のお仕事などもするようですが、そしてはとこのマリーちゃんはトレイルウォークやブルーベリー狩りなどのアシスタントに行くそうです。
トイレルウォークは雑に言い換えて終えばピクニックなわけですが、結構な距離を歩くので大変そうです。
街中の1kmと森の中の1kmとでは勝手が大きく異なります。

マリーちゃんはとんちんかんなことばかり言っているので天然ボケな子に思われがちですが、ものすごく才女で母国語である英語、日本語、ドイツ語、フランス語の4ヶ国語を流暢に話します。
限定的ではありますがイタリア語も話せます。
ヨーロッパにいる限りはマリーちゃんほど心強い子はいません。
と言いたいところですが、なぜかマリーちゃんもはるちゃんも私のことをリーダーと呼び道を聞いたりその他の交渉など全て私がやらされます。
昨年ドイツのスーパーで買い物をした際にレジで”このスーパーの会員証持っているか?今回の買い物でポイントが加算されるやつどうしたい?”といった雰囲気のことをはるちゃんがレジのお兄さんから尋ねられたことがありました。
ドイツ語ができるマリーちゃんと一緒に買い物していたのになぜか私に助けを求め来ました。
ドイツの人では英語が話せない人が郊外では多く困った記憶があります。
ヨーロッパに行くと驚くのが、ドイツ語話者の多さです。
ヨーロッパで最も話されている言語である以上当たり前とも言えますが、ドイツ語が話せないことで困ることも多くドイツ語も勉強したいなと行くたびに思うのでした。
そして流石の観光大国のフランスではドイツより英語がも通じ積極的に助けてくださる方も多かったことを覚えています。

着いて早々ですが今晩の夕ごはん当番は私なので田中さんとスーパーまで買出しに行きカレーでも作ろうと思います。
せっかくイギリスに来たのでポークカレーを作ろうと思っています。
イギリス原産バークシャー種の豚肉の美味しさを田中さんにも体験してもらいたいです。
トンカツなどで使われていることで有名なかごしま黒豚も元をたどればイギリス南東部のバークシャーが原産なのです。

うめこ


今日の一枚

EOS 6D / EF24-70mm F4L IS USM

EOS 6D / EF24-70mm F4L IS USM


今日の一曲

https://youtu.be/S3d3er2RKdw
Faye Wong 王菲 – Eyes On Me


今日の一冊

今年の夏はベトナムに行ってこようと思います。
初めての国でドキドキです。

Copyrighted Image

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。