うめちゃんからの手紙 2017 No.147
Nonameさんのライブにいってまいりました。
最高すぎてまだ興奮状態です。
ライブの間はるちゃんは直立不動でNonameさんをガン見。
マリちゃんはびっくりするくらいノリノリで、Nonameさんが「Make some noise!」と言った時や「手を上げて!」と言った時、「私のフレーズくりかえして」などのリクエストを全て全力でこなし、飛んだり跳ねたり、笑ったり。
それぞれのスタイルで全力で楽しんでまいりました。
会場で父の友人の方に声をかけられたりもあって少しびっくりしました。
しかしどこへ行っても父は本名ではなく画伯と呼ばれているんやなぁとちょっと笑ってしまいました。
ライブの後はみんなでFuglenまで歩きはるちゃんのお母様を待ちました。
はるちゃんのお母様も近くで予定があったそうではるちゃんを迎えに来ました。
夜に飲むコーヒーって背徳的で、Fuglenでみんなでコーヒーを飲んだこともとても楽しかったなぁ。
コーヒーを夜飲みながらみんなで語るって、私の好きなことトップ3に入っている気がします。
Nonameさんのライブはすごく良くて途中までしっかりセットリストを覚えていたのですが、Fuglenでみんなと話している時に忘れてしまいました…アンコール前にYesterdayを歌わはったのがめっちゃいいねぇと話していたあたりで順番がこんがらがってしまいました。
途中Robert GlasperのAfro Blueもカバーされていました。父の知り合いの方が色々と教えてくれました。(父の友人が言うには今年のアムステルダムのライブでも同じ曲をカバーしてはったそうです。みんなくわしいなぁ。)
Nonameさんの歌詞の世界はすごくフェミニンでパーソナルな歌詞やなぁと思うこともあれば、時に鋭く社会風刺、とてもたくましく毅然と問題に立ち向かう歌詞も書いてはったりします。
繊細だけどたくましい歌詞の世界観。
めっちゃかわいくてかっちょいい女性でした。
力強さも垣間見れ、ほんまに等身大を一生懸命真面目に歌ってはる、めっちゃいい人やとも思いました。
すごく幅広い詩作、独特な世界観を持ってはる詩人、ラッパー、Hiphopアーティスト、才能の塊です。
上手には例えられませんが、アメリカの高校にはるちゃんとマリちゃんと通っていて、同級生のNonameちゃんが学校と地域の抱える問題に立ちむかおうとみんなを扇動して、町ぐるみの大きな運動になっていくような。
そんな空間にワープしたような感覚が味わえたライブでした。Nonameさんの青春の走馬灯をぎゅっとライブの間に凝縮してくれたような感じ。
「昔の彼氏がすごくダメで、そいつの事をふと思って作った曲よ」と曲紹介した時にマリちゃんが大爆笑したり、喜怒哀楽全力でマリちゃんも楽しんでいました。
MCの最中、私たちの前にいた黒人のお客さんが何かを大声で叫び、Nonameさんが「私の本名知ってるの?知り合いが会場にいるのかしら?びっくりするからやめてー」と言っていました。知り合いの人が見にきていたのかもしれませんね。(一応本名非公開というていですが、Fatimah Warnerさんという本名も知られています。笑。)
ライブの間中終始無言でNonameさんをガン見していたはるちゃん、Fuglenでコーヒーを飲みながらしっかり熱く私とマリちゃんに感想を語ってくれました。
一ミリもこぼしたくないという、真剣勝負的にすごく集中して聞き入るスタイル。はるちゃんらしかった。
はるちゃんに「たまにうめちゃんが羨ましくなるョ。アート、音楽、食べ物、ファッション、文学、毎日を楽しく、人生を豊かに過ごすためのうめちゃんの家の英才教育。いいなぁと本当に思う。羨ましい。うめちゃんにデートプランとか組ませたらピカイチだと思うなぁ。」と褒められてしまいました。
でも自分が初めて出会うジャンルでも柔軟に心を開いて楽しめる、アートや音楽に対して貪欲にもっと知りたいという気持ちを持っているはるちゃんが素敵やと思いました。
私は父や母、家族のおかげでこうして出会う事が出来ましたが、はるちゃんは自分の好奇心で色々発見していこうという開拓心があり、私はすごいなと思っています。
私はすごくアニメ声でどもりがひどいことがコンプレックスだったのですが、はるちゃんはいつも私の目をまっすぐ見て真剣に話を聞いてくれます。
小中とからかわれ続けて来たのですが、いきなり初対面の時から私の話をからかわずに真剣に聞いてくれたのははるちゃんだけかもしれません。
あまりにも目力が強く逆に最近は圧倒されてしまいますが。笑
はるちゃんと出会ってから吃音症も軽くなってきている気がします。
マリちゃんとはるちゃんには救われています。
おやすみなさいませ
-追記-
NonaneさんがYesterdayのHook部分をみんな歌ってーと言った時にマリちゃんがめっちゃノリノリで歌ってて、超シャイなはるちゃんもつられて歌い出した時はすこしおっとなりました。
うめ
画伯のつぶやき
Nonameさんが途中でカバーしていたAfro Blue (feat. Erykah Badu)
小中の同級生と見に行って、まさかイベント自体が高校の時に同じ寮だった友達が企画したものだと知りびっくりしました。最後に会った時はスパゲティ食べに行った時以来や。:)
思いがけずプチ同窓会になりました。
Noname最高に良かったです。
アンコール直前にYesterday持ってきたの、すごい記憶に残ってよかったです。
多分CDの音源よりHook部分長く多く歌ってた気がします。
ライブの後は小中の同級生とFuglenに行って真夜中コーヒー。
美味しかったです、そしてたくさん語れました