うめちゃんからの手紙 2017 No.069

私とマリちゃんが通っているヨガ教室には幾つかプログラムがあって、先生の名前のつけ方があまりにもストレートでとても面白いのです。 ・鬱なときのヨガ ・イマイチ体のピントが合わないときのヨガ ・体が重いときのヨガ ・まぁ暇だしやることがないときのヨガ ・嫌なことがあった日のヨガ ・友達と二人でやると楽しいヨガ ・インド帰りでご機嫌な先生のテンション高めのヨガ e.t.c

いろいろあります。料理のメニューみたいな感じです。
あと私とマリちゃんは寝る前にやると良いというヨガの組み合わせも教えてもらっています。

ふと私のアルバイト先でもこういうなんとなく特にこれといったコーヒーが飲みたいというわけではないけれどなんか暖かいコーヒー的なのが飲みたいというお客様はよくいらっしゃいます。
とりあえず疲れたから休憩にと一休みにお店にいらしてくださるのですが、全面的に私とマスターのコーヒーを信頼してくださっていて、どれでも美味しいからもうメニュー一巡しちゃったし適当に持ってきてよ!といった感じのお客様です。
マスターは慣れた感じで、ヨガの先生と同じく相手をみて組み合わせなどをぱっと考えてくれます。
固めのビスケットとブラック!とかカフェラテとビターチョコといった風に無限の組み合わせの中から選んでお客さんにお出しします。

観察力と相手との意思疎通が上手なのでしょうね。

たまえおばちゃんが今双子を妊娠しているのですが、あれが食べたいとかこれは食べられないとか食事にはいろいろと思案しなければいけないと思うのですがおっちゃんは不思議といろいろ察していてピシッと!ピントが合った料理をいつもおばちゃんに作っています。
おばちゃんが妊娠する前からおっちゃんは不思議とテレパシストなのかな?というくらいドンピシャの料理を作ってくれます。
おばちゃんも「私より長生きしてほしいわ!はじめちゃんが先死んだら私餓死してしまうわ!」といってしまうくらいの絶大な信頼。笑。

喫茶店にくるキンちゃんも見ていると発見があります。
よくヒロシや大ちゃんが話しに盛り上がっていて肘がコップやグラスにぶつかりそうになると、その少し前にそっとグラス等の位置を動かし落ちないように気を配っているのです。ヒロシや大ちゃんが気付かないくらい自然に。
すごい気遣いができると思うし、なんというかお姉様猫というのもあるけれどビックリするくらい常にいろんなところに意識がいっているのだなぁといつも感心します。

私も身の周りに気を配れる人になりたいと思いました。

うめこ

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