画伯の雑記 – 2023年12月12日 人と何かを成し遂げる難しさ。

ナイロン用補修シートを買った。

画伯の雑記 – 2023年12月12日

以前も他のリュックかアウターに穴が空き補修シートを買った気がします。
購入履歴を調べてみると2016年にも同じメーカーの形が異なる物を買い何かを補修していたようです。
買った記録は出てきましたが何を補修したのか思い出せません。
ナイロン製品はブランドを問わず擦れてきて穴が開いてしまうので、わざわざ補修していたくらいですから気に入っていたのでしょうが…

今回はアークテリクスの廃番になったINDEX 15というリュックの補修です。ほぼ毎日使っているので擦り切れてきてしまい小さなピンホールが開き始めています。
以前他の物を補修した時に全て使い切った気もしないので、どこかに残っているかもしれませんが結局補修シートをまた買ってしまいました。
USBケーブルが余りまくっているのと使いかけの接着剤の余り、そしてこういう少しだけ使う補修用品が溜まっていく…
もう少し身軽に暮らしたいのですが、治して長く使う事も大事ですから二律背反となってしまいます。

画伯の雑記 – 2023年12月12日

今日は某お笑いコンビの解散がニュースに出ていました。
直接、もしくは遠因となったのは度重なる遅刻だそうです。
自分もかなり近い経験がありフラッシュバックのように過去の出来事を思い出し辛くなりました。

誰かと一緒に活動していると必ずどちらかに僅かでも負担が増える事が多々あります。
遅刻した日には片方は神経をすり減らしながら遅刻している相方を待ちつつ劇場の人達に頭を下げていたのでしょう。

賞レースに出る場合も片方ばかり書類仕事やエントリー作業をこなし、その不満が溜まって解散したコンビの話を聞いた事があります。
遅刻した方にしても書類仕事を全くしなかった方にしても本人たちはすごく頑張っているつもりだったり、下手したら自分の方が他の部分でもっと努力して働いているという認識の事もありますからとても難しいです。

自分も人と作業をして、その人のために頭を下げて挨拶をして回ったりした事がありますが、当の本人は僕の苦労を知る事なく遅刻をしたり連絡が途絶えたりといった様子でした。
不思議な物で人に全部丸投げできる人、お願いできる人って結構厄介なのです。
裏方に回る人間より仕事はできなくても人徳があり人気者だったり、顔が広い事はよくあります。
下手したら周りの人もこの人の方が働き者という印象を持っている事も多々あり、裏方の苦労を知ってくれる人は本当に貴重です。

遅刻をした方は遅刻という態度で示す形になってしまっていたのかもしれませんが、言葉にしていないだけで不満点もあったのかもしれません。
それを察して欲しかったのだけれど、相手がいろいろやってくれてるのを知っているから口に出せなかった。
そういう悪循環もよく起きます。

僕の時は最終的に結局うまくいかなくなりました。
周りの人からすれば僕が未熟で怒っていただけで、下手したらモラハラした人間としか映っていなかった可能性すらあります。
詰まっていた予定や約束も相手は勝手に投げ出し消失してしまいましたが、悪者になった僕が謝って周り後片付けをする事になりました。
できた事を考えればどこかでもう心が離れてしまった瞬間があったはずで、それを見落としていた自分の未熟さが原因なのでしょう。

時間が守れなくなってきた、約束を違えるようになってきた、その段階でもう修復は難しいのかもしれません。
本来はメンバー全員が揃って協力しなければいけません。
書くのは簡単ですが、とても難しいです。
自分達のためにやっていたはずの作業なのですが協力できず片方だけ労働量が増えたり、片方だけ相手より働いていると感じるようになってしまう。
もしかしたら本当はもっと単純で、頻繁にごめんとありがとうがお互いにきちんと言えていたら違った結末があったのかもしれません。
難しいですし、僕も答えは知りません。

奇跡のバランスの上で色々な事は成り立っているのでしょうね。

画伯

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