ヒロシとはじめおじさん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.051
今日はとても忙しい1日でした。
ヒロシとはじめおじさんが東京マラソンに出場していたので応援に行ってきました。
今大会の出場チケットの倍率は12倍超だったと聞きました。
ヒロシとはじめおじさんが揃って出場できたのは奇跡のようです。
いつかまたはじめおじさんとたまえおばちゃんが二人揃って出場できる機会があるといいなと思います。
ヒロシとはじめおじさんは予想していたよりも随分と良いタイムで完走を果たしました。
３時間１４分でした。
４時間を切る事を目標に走っていたそうですが想像以上に好成績を残せたのでした。
ヒロシは２年以上、はじめおじさんに至っては１０代の頃からずっと毎朝走り込みをしたり食事に気をつけていたので努力が実ったのでしょう。
ヒロシが言うには普段走っている時よりも信号がなかったり排気ガス臭くなく走りやすかったそうです。
はじめおじさんはヒロシがいたおかげで練習時と全く同じ雰囲気でペースを崩さず走ることができたのが大きかったと言っていました。
そしてはじめおじさんにとっては地元だったので距離感や地形などに馴染みがあり、文字通り地の利がかなりあったんだよと謙遜もしていました。
マラソンを応援した後、私は御茶ノ水駅で父と合流し中野まで父の友人の方に会いに行ってきました。
高校時代からの友人の方が２週間の予定で東京と京都観光にブルックリンからいらっしゃっていて、今日は中野にあるタコシェや神保町を父とまわりたいとの事でした。
この方は父の画集などを一番最初の頃前からアメリカの書店などに営業をかけてくださったり、今でも自身の働くニューヨークの書店で販売を継続してくださっている恩人の方でもあります。
ニューヨークや父が時々過ごしていたバーモント州に住む共通の知人のアトリエなどで時々会ったりはしていたそうですが、アメリカ以外で会うのは今回が初めてだったようです。
今週末に京都にいらっしゃるそうなのですが平日なので父は仕事を抜けることができず、日曜日に時間を作り東京で会うことになったのでした。
時間がまた会えば京都で夕ご飯を食べに行きたいとは言っていましたが、確実に会える日曜日に会いに来て良かったと父は喜んでいました。
予定というものは思った通りにはいかないのが常で、中野ブロードウェイで1日つぶれてしまい、神保町で本を見ることはできませんでした。
私が神保町で働いている事を伝え、月曜日に良かったらコーヒーを飲みに来てくださいと伝えておきました。
街を案内してあげることはできませんが美味しいコーヒーを是非飲みに来て欲しいなと思います。
父の友人の方がスタッド・タケルの本を父に、オススメだという写真集とzineを私にくださいました。
スタッド・タケルの本を父が探していた事を覚えてくださったようで、とても重たい本なのにニューヨークから持ってきてくださっていたのでした。
父も画集やグッズなどを渡していました。
飛行機の預け荷物の重量制限が心配だねと父が話していました。
レコードや書籍などを滞在中にたくさん買っているそうです。
父の友人の方達はヴィーガンやベジタリアンの方、宗教上の理由なで食べられないものがある方が多いのですが、今日会った方はなんでも食べられるということで、私たちは中野ブロードウェイにあるAライセンスでハンバーグランチをみんなで揃って食べました。
Aライセンスは父と母が学生時代から中野ブロードウェイに本を見にくるたびによく利用していたお店だそうで、色々と思い出話を語ってくれました。
改装される以前の店舗は喫煙ができたことや、天井や壁などが今以上に一面F１関係のグッズで埋め尽くされていたそうです。
相変わらず父の記憶力はすごく、改装される前の店舗にぎっしりと並べられていた漫画のタイトルも全て覚えていたのには驚きました。
そして当時は黒ぶちメガネをかけ歯の矯正をしていた可愛らしいウェイトレスさんが働いていらっしゃったそうです。
他のフランチャイズではない喫茶店にも言えることなのですが、私の職場含め喫茶店で働く女子のメガネ率、歯列矯正をしている女性の多さは不思議ですね。（気のせいかもしれませんが飲食店全般に関西人が多い気もします。）
父と父の友人の方と中野駅でさようならをした後にエレキコミックのやついさんを北口の広場で目撃しました。
ラッキーでした。
こんな感じの日曜日でした。
うめこ
今日の一枚
LEICA M10 , APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.
今日の一曲
左とん平-ヘイユーブルース
R.I.P.
今日の一冊
