Kiev4amに少し慣れたのかな?
Kiev4amはトラブルが多くて少し遠のいていたカメラでした。
自分で撮影した時も友達に貸した時もパーフォレーションが破れていたり、フィルムがカメラに”食べられる”事が時々ありました。
巻き上げなどのギアが動く動作の全てが重く親指が痛くなるカメラだったのですがふと思うことがあって再び使って見たところ、一時期よりは酷くありませんでした。
休息期間を経て今日はとてもKiev4amの調子が良かったのです。
カメラにも機嫌があるということを再認識した1日でした。
フジのフィルムがパターソンのリールと相性が一時期すごく悪かったのですが、しばらく時間をあけたら快調に巻き込んでいくようになりました。
トラブルに対峙した時はしばらく距離を置いて時間が経ってから戻ってくるとすんなりと解決するのですね。
立松くんが同じカメラを使った時の作例
友人に貸した時もフィルム送りがぎこちなかったのですが…それでも本当によく撮れていていいレンズだな、僕もまた使おう使おうと思っていました。
今回はすべての作例を開放F値の1.5で撮影しました。
作例 18枚
Kiev 4am / JUPITER-3 50mm f1.5 / ネオパン100ACROS
今回の薬品と各工程の作業時間
Dev 21°C 9 1/2 min, Stop Bath 3min, Fixer 6min
SPD1:1 / FUJI酢酸 / マイフィクサー
室町周辺です。
現代のレンズ、特に普段使っているApo-Summicron 50mmなどと比べてしまうとダメですが、それでもしっかりと写っていてハッとさせられます。
僕のカメラについているレンズの製造年はわかりませんが、Jupitar3は1988年ごろまで製造が続いていたそうです。
設計自体はもう少し古いのですが、作られてから少なくとも30年は経っているレンズです。
日本場周辺。今日は遊覧船なども出ていました。それにしてもよく写るレンズです。
神田駅周辺で撮影。
撮影されている方が僕以外にもいました、意外と穴場なのかな?
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
フィルムカメラで撮影した作例を他にも多数公開しています、あわせてご覧くださいませ。