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うめちゃんからの手紙 2017 No.136
広島東洋カープリーグ優勝2連覇おめでとうございます。
東京に戻ってまいりました。母方の祖父母にもギリギリに会うことができ充実した帰省でした。今までと変わらず、母方の祖父母は快活で忙しそうに色々なことにチャレンジしているようでした。ばぁちゃんのくせっ毛をつついたりもしました、相変わらずでっかいでっかい立派なアフロヘアでした。顔を埋めてみたくなるサイズ。
私は両親と父方の祖父母がカープファンなので優勝が決まるのでは?と言われていたので朝からそわそわしておりました。
両親は屋根のない球場、特に天然芝がある球場に観戦に行くのを特に好いています。マツダスタジアムや甲子園球場、そしてナゴヤ球場などは天然芝があるのでよく応援に行っています。ごくたまに神宮までヤクルトとの試合を見に来ることもあります。
私の両親は二軍の試合を見に行くのが特に好きで色々な地方に時間とお金がある時は今でも観戦に行ってます。私も子供の頃父に連れられ堂林選手が2軍に降格していた時の試合を見に名古屋市まで見に行ったことがあります。その際、堂林選手に観客席から「おいこらっ!堂林!てめっ!ホームラン位打てよこらっ!」と若干酔っ払ったおっちゃんからのヤジが飛んでいたのですが、堂林選手は動じず深く客席にお辞儀をしバッターボックスに立ち、そしてホームランを打ち放ったのを今でも鮮明に覚えています。3秒くらい球場が静寂に包まれその後どっと湧いた笑い混じりの歓声でダイヤモンドを回ってきた堂林選手をファンのみんなが迎えていたのでした。
余談ですが尾頭橋にあるナゴヤ球場は5度ほど父に連れられカープの試合を見に行ったことがあるのですが、頻繁にゴシックロリータの格好をした女性ファンの方を一塁ベース側で何度か目撃した思い出があります。暑いやろうなぁ、でもめっちゃ気合いはいってんなぁと見かけるたびに驚いていました。
カープが球団史上初クライマックスシリーズに進出するのでは?という大事な試合が2013年 9月25日にありやっぱりその時も熱烈なカープファンの両親に連れられ見に行っていました。両親の期待通りその年のカープはクライマックスシリーズに進出したのでした。クライマックスシリーズに進出したのはもちろん感動だったのですが、その日に出場してらっしゃった母が当時最も熱烈に応援していた廣瀬純選手にものすごく丁寧に優しくファンサービスをしていただいとことを今でも覚えています。(廣瀬純選手は)とてもとても優しくてかっこいい選手でした。2016年に引退され、私もすごく好きだった廣瀬純選手の応援歌/広島伝説は菊池涼介選手に継承されたのでした。
私が個人的に一番好きな選手は2008年に阪神からカープにきた京都府出身の赤松真人選手です。先週14日久しぶりファンの前に姿を見せてくれた赤松選手ですが、無理をせず癌からの早い復帰を願ってやみません。忍者のような菊池選手の守備範囲の広さはわかりやすくかっこよく私も大好きなのですが、俊足を生かした赤松選手の光る刺殺と捕殺がまた球場で見れるように強く願っています、そしてその年もやっぱりカープがナンバーワンであってほしいな。(優勝祝会での元気な水泳メガネ姿の赤松選手が見れてよかった。ちょっぴり痩せてはったけど元気そうでした。)
長く低迷していた時でも霞むことがなかった個々の選手の魅力そして選手たちのファンの期待に応えようと必死に頑張っている姿も見てきました。賞金などはすべて娘の将来の学費のためにきちんと貯金をするんだと公言しているアメリカンナイスガイエルドレッド、そして弟思いの大瀬良大地選手のようなナイスガイばかりの広島東洋カープ、魅力のある選手ばかりのカープをこれからも応援していこうと思います。
37年ぶりのリーグ優勝連覇、本当におめでとうございます。
うめ
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