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経塚真代 個展「独りぼっちのPawn」Context-s 2019/9/26-9/30
去る9月28日、経塚真代先生の個展を見に阿佐ヶ谷のCONTEXT-Sさんに行ってきました。
事後告知的な記事にはなってしまいますが、大変素晴らしい個展と会場の雰囲気でしたのでアーカイブとして公開することにいたしました。
建物に人格があったとすれば過去の雰囲気を少し残したそんな日本家屋での個展もホワイトキューブスペースにはない魅力があります。
夏目漱石の草枕であったり、谷崎潤一郎の陰翳礼讃で語られたような羊羹の断面が映えるような冥想的な色が見えるようなそんな空間でした。
小さな作品の影が存在感を持って伸び迫力を与え、鑑賞者の目にも優しくゆっくりと見ていられる光の取り入れられ方だったように思います。
CONTEXT-S TOKYO
〒166-0004
東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-47-4
Tel./Fax. 03-3317-6206
http://www.context-s.net
会期は終了してしまいましたが、期間中の雰囲気を少しだけ…
古い日本家屋の木の匂いや蚊取り線香の匂い、9月末の季節感などが今回の個展の副表題 「昨日、仲良しだったあの子が 明日、敵になったりする」の心に引っかかる不穏さと緊張感と相まって思い出に強く残る個展でした。
経塚真代先生のページ
経塚真代先生のインスタグラム
CONTEXT-Sさんのページ
過去の経塚真代先生の展示レポート
一部過去の記事で年度の誤記がありました。
大変申し訳ありませんでした。
2018年と2019年が混同しておりました。
※ブログカードのサムネイル画像が404になっているものや抜けているものがありますが、ごく一部を除きリンクは生きています。