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2008年4月18日発売の懐かしいカメラです。
右に写るのがEOS6DとCANON EF50mm F1.8 STMの組み合わせです。
E-420は発売された当時、薄さ高さ共に世界最小をうたう一眼レフカメラでした。
EOS6Dも発売された当時フルサイズの一眼レフでは最小最軽量と言われていた気がします。
E-420はファインダーにプリズムが使われていないため本体だけで380グラムと信じられないくらいに軽量です。
E-420に付いているのは同時購入したZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6で、こちらも軽量で190gです。
母や友達がよく使っていたカメラでした。
母がヨーロッパ旅行に行く時にレンズとメモリーカードと速写ケースの一式セットで購入したカメラです。
当時は母はEOS KissシリーズかPowershotシリーズかで悩んでいた記憶があるのですが、最終的にはオリンパスを買っていました。
奇しくも母の兄、僕の叔父もオリンパスのフォーサーズ機を所有していました。
母が新婚旅行でヨーロッパに持って行ったカメラもオリンパスのハーフサイズカメラだったので、ヨーロッパ旅行に行く前に母はカメラを、それもオリンパスのカメラをよく買う傾向があるのかもしれません。笑(そんな母も最近はGoProとXperiaで撮っています。)
旅行者にオリンパスのカメラはウケが良いのかもしれませんね。
購入からしばらく経ち、母から僕が譲り受けました。
友達との旅行で僕の友達にもよく貸し出したりしました。
大学の時にアルバイトを紹介したりしてくれた女の子と瀬戸内国際芸術祭を旅した時に貸し出したり、埼玉の大学に通う友人と伊勢神宮に行った時に貸しました。
瀬戸内国際芸術祭に行った子はソニーのデジカメを学生時代使っていて、埼玉の大学の子はリコーのデジカメを使っていたと記憶しています。
どちらの友人もオリンパスのカメラに触れたことはなかったと思うのですが、説明書を読まずとも使いこなせていたので操作方法が簡単で良いカメラなのだと思います。
古いカメラですがライブビューが使えます
人に貸し出すと多くの人はライブビューでこのカメラを使っていたように思います。10年以上前のカメラですがライブビューがあるのでとても便利です。
逆にファインダーがとても小さく見にくいので両方を活用しながらの撮影スタイルになります…
ファインダーを覗くとこういう感じです
マニュアルフォーカスでピントを合わせるのは正直とても大変です。
それでも光学ファインダーの良さはきちんとあり必要十分です。
1000万画素がちょうど良い。
今となってはスペックでスマートフォンなどにも見劣りしてしまうカメラなのですが1000万画素でRAWファイルで撮影できるため今でも活用しやすいです。バッチリ綺麗に撮れるカメラで今でもウェブ用のブツ撮りなどには十分使えるのではないでしょうか。
コンパクトフラッシュしか使えませんが1000万画素機なので大容量のものは不要です。
RAWで撮影した時にファイルサイズは一枚あたり約10.5MBです。
コンパクトフラッシュでも容量が大きいものを使用した際にエラーのような表示が出たことがあるので相性には気をつけたいところ。
SDカードを差し込みコンパクトフラッシュに変換するアダプターも試しましたが同時期に売られていたEOS 40D（E-420より古く2007年発売開始）で使えた製品は使えませんでした。（2019年5月6日追記）
エラーが出たコンパクトフラッシュでも電源を切り再度カードをフォーマットしたところ認識しました。
運が悪いとカードとの相性でくじ引きのようになってしまいますが容量の少ないものですと今の所ハズレは少ないです。
お仕事でもよく働いてくれました。
自分のポートフォリオ用のアーカイブ撮影やギャラリーで働いていた時にも活躍してくれたカメラです。
オリンパス E-420 作例14枚
オリンパス E-420 / ED 14-42mm F3.5-5.6 / すべてISO200で撮影 / Lightroom Classic CCで現像
E-420を現役で使っていた頃はAppleのApertureを使用していました。
macOS Mojaveにして以来Apertureのライブラリが少しおかしくなっていて困っています。
一度整理し直しlightroomで読み込み直そうとも思っています。
幸いにも全てのファイルは残っているので整理が進み次第またE-420で撮影した写真を公開していきたいと思っています。
フェリー旅行などによく持って行ったカメラなので面白い写真がたくさん残っているはずです。