心身ともにダメだった日の散歩
心のリフレッシュを願い長距離散歩に行ってきました。
やたらと工事をしているところがありなんだか散歩はすっきりしなかった。工事車両の危険な運転を目撃したり、遠回りさせられて難儀したり。
先日大きなダイソーが目的で錦糸町のアルカキットまで出かけた時にPhishのTシャツとJoy DivisionのTシャツをそれぞれ着たカップルを見かけびっくりしました。
10代の頃にずっと髪の毛を切ってくださっていた女性美容師の方が熱烈なPhishファン、高校の時のルームメイトも熱烈なファンだった事を瞬時に思い出しました。
高校最後の年くらいにドキュメンタリー映画の24 Hour Party Peopleが流行り、Joy Divisionも猛烈に聴いていた思い出があります。
10代の頃の美容師さんは高校最後の年くらいだったと思います、「東中野でハンバーグを焼くシェフと結婚するねん!画伯君とはこれにてさよならだね。」と僕に告げ、以降会うことはありませんでした。
長い付き合いだったのですがまだまだSNS等も活発ではない時代でそれっきり会う事も話す事もなくなった寂しさもありますが、不思議とそれでええねん、ええ思い出やと腑に落ちるのでした。
救ってくれた曲を思い出す。
今日はひどくしょんぼりしながら歩いていた日なのですが、散歩の帰路でDaniel JohnstonのTシャツを着た人を見かけぶわっと泣きそうになってしまいました。
Daniel Johnston氏の生前最も有名だった曲のTrue Love Will Find You In The Endには本当に救われました。
何度も何度も聴いている曲です。
琴線に触れるTシャツを着た人が街に溢れている。
非生産的な事を積極的に考えるべきだが…
散歩している時は頭を空にすべきで、リフレッシュのためにはそれが最も大切だとわかっています。
兎角刺激が多い日常で、ある種刺激中毒にもなってしまっている現代の暮らし。
いかにどうでも良い事を考え真面目な事を考えない様に努めダラダラ歩くかに僕は重きを置いて散歩をしています…
でもやっぱり難しくて…
ロト7が当たったらどうしよう位が散歩中に考えるどうでもいい妄想ではないでしょうか。
ところが最近は妄想ですらシリアスな展開になりがちなのです。
今では年齢的にも無理になりましたが、以前から容姿、収入、全ての要素で結婚は無理だと20代の頃から悟っておりましたが、悔しいのが正直なところです。
プールに通って鍛えたり、歯列矯正をしたり、食事に気をつけたり、ファッションにも気を配ってみたりもしたのですが、人に嫌われるどころか忘れられる事の方が多くなってきた様です。
自助努力ではどうでもならない要素でもう終わっていて、あぁ結婚は無理なのだと、その現実がキツいのです。
例えばオタクらしく人より詳しい何かがあれば良いのですが、それもありません、体力も知力もないオタクなので怠惰に消費するだけできてしまいました。
何か誇れるものでもあれば良いのですが、自分にはありませんし、これ以上卑下してもより嫌われるでしょうから黙り込むしかないという悪循環なのです。
振り返ってみればまだCDウォークマンで音楽を聴いていた年頃、中央線に乗って友人の家に向かう車中で見ず知らずの女子高生2人組に容姿をひどく馬鹿にされた事がありました。
彼女たちも中央線に乗って通学していれば痴漢なり酷い混雑なり嫌な思いは日々散々経験しているだろうとは思うのですが、それでも見ず知らずの僕の容姿を出会い頭に馬鹿にする権利はないと思いますけどね。
面と向かって僕の容姿をブサイクだと馬鹿にしてくる同性の同級生もたくさんおったので、なんだか酷い時代だったと思います。
そんな同級生も学校の先生になっておると聞いたので世の中わからんもんです。
今でも同じ苦労をしている人もいると思いますが、コンプライアンスなどなくルッキズムも今よりも酷い時代でTV等でも人の容姿を貶すのが当たり前の時代でした。
そのままのノリで、挨拶する様に人を馬鹿にしていた時代です。
でも振り返ってみれば自分はどんだけ立派な人間やねん理論です。
自分も人を馬鹿にしていたでしょうし、傷つけていたでしょう、忘れていたりするだけで自分だけが傷ついてきたわけではないと思います。
直近で楽しかった事を考えてやり過ごす。
散歩をしながらもう一つ思ったのはなんだかんだで今年の夏はものすごく暑かったが同時にとても楽しかったという事です。
サイクリングには本当にたくさん行けましたし、夜の散歩に出かけたりと日常も楽しみましたし旅行にも行く事ができました。
夏があまりに楽しかったのだから10月がパッとしないと感じてしまうのは仕方がないのでしょう。
自分が勝手に贅沢もんになっておるだけです。
今日はいつも以上に愚痴っぽくなりましたが、ブログくらい好きな事を書いていきたいと思いますよ。
自宅のプリンターがいまいち調子が良くないので明日は久しぶりにコンビニでプリントしてこようと思います。
以前はシルクスクリーンのA3サイズの原稿用に何度もお世話になっていたのですが、最近はご無沙汰でした。
画伯