画伯の雑記 – 2024年2月6日 創作時の息苦しさ。

画伯の雑記 – 2024年2月6日

街に行かねばならぬ用事があったのですが、今日も家で過ごしてしまいました。
少し先にたくさん用事が入っていてそれの準備をしたり、家の事をしていたら1日が終わっていました。

書いている小説の主人公の描写をどうしようかも悩んでいました。
コンプライアンス絶対遵守!というわけではありませんが、少し前に読んだ小説の巻末にかなりのボリュームでフィクションであることを強調した注意書きが入っていました。
その注意書きに迫力があり驚いてしまいました。
よっぽど出版社にその類の連絡等が多かったのかもしれません。
登場人物の劇中の扱われ方も熱心に議論される事も珍しくありませんし、中には登場人物の人権も語られたりします。
ひどいと炎上もありえますし、作者の人格が否定される事だってあるでしょう。
映画の悪役の人が現実世界でも悪い人間だと思われて社会でいじめられているような、そんな危うさに怖くなってしまいます。
自分自身の思い出や実在の人物の話を元に書き訴訟になる話も珍しくはありません。

すごくヘタレで泣き虫なおじさんを主人公に据え書き進めています。
読者には程度親近感を抱いてもらいたいですし、カッコよくない主人公が奮闘する様で面白さを表現したいです。
ダメさを序盤でしっかり書き、そこから成長していくであろうと読者の方はわかってくれると思うのですが、それでも怖いものですね。
どんな人物に描いても、こんなダメな人間身近にいるだろ、これはもしかして俺の事を書いて馬鹿にしているんじゃないか!と怒る人がいるのでは?等々の心配事もつきものです。

オチではないですが救いとしては誰も僕の駄文を読んでいないという事です。
それでも人を傷つけるような文章は積極的には書きたくありません。
心配ばかりの日々です。
思いのままに絵を描いたり文章を綴り、不安なく世に解き放つ事ができればどれだけ楽な事でしょう。
無責任に生きたいものです。
でもそれが無理なのも重々承知です。

画伯

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