うめちゃんからの手紙 2019 No.077 家族や友人が集まり日が暮れていくこの感じ。

うめちゃんからの手紙 2019 No.077

うめちゃんのお母さんからもらったLeica Qを首から下げ一張羅も着てご機嫌なマリーちゃん。

うめちゃんからの手紙 2019 No.077

今週は絵画教室の友達二人、そしてマリーちゃんとはるちゃんと私の五人でディズニーに行ってきました。
なんだか煮詰まっている感じがしてモヤモヤしていましたがディズニーに行くと即解決ですね。
バイトの後疲れ切って歩いているとなぜか変な人に絡まれたり普通に歩道を歩いているとクラクションを鳴らされたり、しょうもないことでストレスがすごく溜まっていました。

仕事ではなくプライベートで遊びに出る時はカメラに悩みますが今回はフィルムカメラを持って行きました。
土曜日にレンタル暗室をはるちゃんが押さえておいてくれていたので遊びに行ったその週に現像からプリント、そして日曜日の絵画教室で彼女たちに写真を渡すことができるのでは?との算段もありました。
前回レンタル暗室の予約を入れた回に私の気に入っているカラープリントの印画紙が切れていたので心配だったのですが事前にはるちゃんが暗室のお姉さんに連絡して取り置きしておいてもらいました。
レンタル暗室の予約を東東京写真会女子部というでっち上げたサークル名ではるちゃんが毎回入れるのですが、受付に行くと”うめちゃんとはるちゃん”と普通に名前が書かれていて毎回笑いをこらえるのに必死です。
でっち上げサークル名ですが、はるちゃんは何かに誘われるたびに東東京写真会女子部にすでに入っていますと答えているので、半分以上は本気です。
昔たまえおばちゃんと旅行に行った時の予約名が北摂婦人会というでっち上げグループ名だったことを毎回思い出してしまいます。

モノクロの印画紙は自分たちで用意しているのですが、カラー印画紙はレンタル暗室で業務用ロール紙を切り分けて販売しているものを買うのが値打ちです。
私はラスターペーパーがお気に入りです。
教室のお姉さんがこれはフジフィルムの紙だけれどオランダ製の舶来のものだよ!と面白いことも教えてくださいました。

そういうわけでハーフターム休みの締めの土曜日は午前中はいつも通りヨガ教室に行き午後からはるちゃんと私の二人でレンタル暗室に行ってきました。
マリーちゃんは寮母さん主催のバーベキュー会で来られませんでした。
いつもはるちゃんは一人黙々とバライタ紙でプリントを作っています。
はるちゃんがフィルムで撮る時は35mmの時も中判フィルムの時もローライのカメラを使っていて、いずれのサイズのフィルムの時でもモノクロフィルムで撮影された写真を見た時は情報量の多さにいつも驚かされます。
中判のフィルムカメラの情報量は圧倒的でフラットニングを終えたはるちゃんの写真を見ると思わず購入したくなる事があります。
RCペーパーと違いバライタ紙は濡れた状態と乾燥を終えフラットにングを済ませた状態では濃淡や黒のパンチ力が異なって見えるため水洗時間が長くなることも含めるとおいそれと友達だからとタダで貰うのは悪い気がしてしまう仕上がりです。
私を撮ってくれた写真を何枚もはるちゃんからもらっているのですが、職場でコーヒーを入れている時同様に真剣にはるちゃんが焼いてくれたプリントは本当に素晴らしいです。

暗室での作業を終えた後はるちゃんが「ゴリゴリにガツガツ食べられるご飯を食べに行こうぜ同志!」というのでマリーちゃんと私がよく行く両国のいちかつまで大ロースカツを二人で食べに行ってきました。
普通のロース定食が690円で大ロースが1000円、大変お値打ちです。
今日は汗をよくかいたからかいつも以上にお味噌汁が特に美味しく感じられました。
マリーちゃんと私のよく利用するとんかつ屋に来れてとても嬉しかったとはるちゃんも喜んでくれました。
半日近く暗室にこもりどっと疲れましたがとんかつを食べて1日を終えた事にこれ以上ない充足感を覚えました。
下宿に戻るとはるちゃんのお母様がはるちゃんを迎えにきていました。
たまえおばちゃんとお昼を食べに行きはるちゃんの予定が終わるまで二人でお茶をしていたようです。
リビングでは二郎と文ちゃんが相撲を取っていて二郎が打ち負かされていました。
ヒロシは人間や猫と相撲をとっても負け知らずですが二郎はめっぽう弱い、そして文ちゃんはすごく強い…
若者風に言うのであればエモい感じ、家族や友人が集まり日が暮れていくこの感じ。
あぁ土曜日の夕方だなぁという感じがこみ上げてきました。

うめこ


今日の一枚

Pen EFとAcros100

Pen EF/D Zuiko 28mm F3.5 / ネオパン100ACROS


今日の一曲

青葉市子 – うろころころこ @ Alternative Tokyo

青葉市子 – うろころころこ @ Alternative Tokyo


今日の一冊

着たい服がある(3)/ 常喜寝太郎 (著)

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