うめちゃんからの手紙 2019 No.076 メガネと毛量が私のアイデンティティ。

うめちゃんからの手紙 2019 No.076

うめちゃんの祖母と曽祖母。

うめちゃんからの手紙 2019 No.202

最近の二郎と三郎は板張りの廊下に寝転がり漫画をよく読んでいます。
猫の学校から帰ってくる時間帯が丁度1日で最も暑い時間になり、はじめおじさんが外に出るのは危ないから家で遊びなさいと二匹に言っているようです。
二郎は割とアウトドア派で時間を合わせて田中さんに遊んでいただいているのですが、ここ数日は本当に暑く家でドラゴンボール全巻読破に向け頑張っています。
三郎も頭文字Dというたまえおばちゃんの愛読書を同じく読破に向け頑張っています。
板張りの廊下にべたりとお腹をつけごろりと横になりながら漫画を読んでいる姿がどこか気持ち良さそうで羨ましいです。
そして潔癖症の兄猫ヒロシがせっせと二匹にブラシをしてあげたり廊下を掃除したりする毎日です。

暑い季節になると逆にたまえおばちゃんは真面目に出勤しているようです。
たまえおばちゃんの職場は年間通じて一定の温度を保つ設備がされていて最も温度が高い部屋でも20度そして湿度は55%を上回る事がないようになっています。
警備が最も厳しく温度管理も厳しい部屋は入室までにいくつもドアがあり、人の出入りのたびにわずかに変化する湿度や室温までも細かく監視管理されています。
飲食厳禁ですから水分補給やトイレのたびいくつもの扉を抜け警備室の前を通りと大変です。
私の両親と基本的には同じ仕事なので大体の予想はつきます。
それでもしゃきっとはエアコンが効かない昔ながらの木造家屋よりは職場の方が快適快温で過ごしやすいようです。

ブライスコンが10月に秋葉原で開催されるそうで母はものすごく東京に来たい!と行っています。
茂一郎にも私も会いたいですし実現できたらいいなと願っています。
ちょうど茂一郎の誕生日も10月なので姉として最高にかっちょよくてかわいくてグッとくる何かをプレゼントしたいです。
実子ほど年が離れた弟がいるというのも不思議なものですが、でも可愛さというのは普遍的なのでどうにもこうにも頭がぽよよんとなってしまうものです。

私の祖母の母親がドイツ人で祖母が小さい頃に亡くなっているのですが、曾祖母は第一子長女で四女とは20歳近く年が離れていて私の祖母と年齢が近く、歳が近いという事と祖母が幼い頃に母を亡くしたということで気にかけてくださっていたようで今でも日本やドイツで時々会っています。
もしかしたら今年の夏にヴェツラーに寄る時に祖母とも時間をあわせ3人で会えるかもしれないので手紙はすでに送ってあります。

曽祖母の家は女の子4人と末に男性がいるのですが、私や祖母がよく会うのは四女の方です。
とても優しい方というのもあるのですが、フランクフルト近郊に住んでらっしゃるので一番会いやすい親戚です。
私とも血が繋がっているわけで、そして歌子ちゃんや文子ちゃんとも血が繋がっているのですが、髪の毛の量を見れば一発で皆血が繋がっている事が分かります。
50mくらい離れたところからでも異様に立派な髪の毛のシルエットが見えるので見つけるのが簡単です。
母方の毛量の多さは尋常ではありません。
母は息子を産んでから髪の毛が薄くなった気がするからと美容師さんに相談したところ、「確かに以前よりは薄くなった気がしますがそれでも一般的な同世代の女性の1.7倍ぐらいの毛量と毛の伸びるスピードですよ。」と笑われたそうです。(双子のたまえおばちゃんも全く同じ事を言い同じように他の美容師さんから言われておりました、流石に姉妹です。)
余談ですが母が通うヘアサロンが今はやりの電子マネーに早期に対応したそうで母は何度もキャッシュバックを受ける事ができ嬉しかった、うめこもスマホ買うべきだと電話でキャッシュレス決済の便利さを伝えてきました。

愉快なのが私の父方も毛量が多くヒゲモジャばかりで、私は毛量が多いサラブレッドと言えます。
髪の毛と歯の丈夫さが自慢の一族ですが胃腸と神経の細さ、そして近眼も何世代を経ても変わりません。

メガネと毛量が私のアイデンティティ。

うめこ


今日の一枚

LEICA M10 / NOKTON 35mm F1.2

LEICA M10 / NOKTON 35mm F1.2


今日の一曲

青葉市子 – 月の丘 @ 全感覚祭2018

青葉市子 – 月の丘 @ 全感覚祭2018


今日の一冊

西荻夫婦 やまだ ないと (著)

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