グローバル化や、森羅万象のネットワーク化、情報化が急速に加速した世紀だからこそ、もっともミニマルな単位の個と家庭に目を向けていくのはいいことなのかもしれません。 常識や偏見も家庭で”育まれている”とも考えることができますし、貧しさと幸福を最も感じるのも食事を取るとる行為に起因することが多いのでは無いかと田中さんとも議論したことがあります。 世界の広さを実感しやすくなった今だからこそ、狭い場所、故郷へ戻り、個人を取り戻すこと、一番身近な人との関係性を意識する、そして食事や会話という行動を丁寧に扱うことが大事になっていくのかもしれませんね。