画伯の喫茶店探訪記

3ヶ月程前にInstagramでも掲載したのですが、読み返したくなった際に記事を再び探すのが大変だったのでもう一度記事を加筆修正し、フィンランドで訪ねた喫茶店をまとめることにしました。

記事の前半は自家焙煎をしているいわゆるロースタリーカフェを、後半では映画かもめ食堂の劇中に出てきたカフェを紹介しています。

(すべて取材時2017年5月の営業時間と住所です。)

フィンランドで一番最初に訪ねたカフェ

Paulig Kulma

フィンランドのカフェ

Paulig Kulma

Paulig Kulma

写真に写っているのはフラットホワイトとドリップコーヒーそしてフィンランドのお菓子です。ドーナツのようなお菓子でした。ドリップコーヒーが3,90ユーロ、フラットホワイトが4,20ユーロ、お菓子が1つ2ユーロでした。

Paulig Kulma 

焙煎所、バリスタ養成所併設
トイレ(子供と障害者用含)とFree Wifiあり。
ハンドドリップとFlat Whiteをいただきました。
両方とも抽出時間短めのライトなコーヒーで飲みやすかったです。
Blue Bottleとかのハンドドリップと比べるとかなりあっさり。
ドイツからの移民のGustav Pauligさんが1876年に創業。

Aleksanterinkatu 9, 00100 Helsinki


Good Life Coffee

Good life coffee

Good life coffee

Good life coffee

Good life coffee

Good Life Coffee 

Flat Whiteと地元のお菓子だというサクサクしたドーナツ状の生地の中チーズケーキのようなものが入ったバリスタさんオススメのケーキをいただきました。
フィンランドで行ったカフェの中では割と濃いめのFlat Whiteでした。(正確な価格が思い出せないのですがフラットホワイトが3,80ユーロか3,90ユーロでした。)
スチームミルクとエスプレッソの量が適量で教科書通りのFlat Whiteといった感じで美味しかったです。
店内にスケートボードのデッキを再利用したメニュー表があり、日本のStreamer Coffeeを彷彿とさせます。
バリスタさんがフィンランド人ではないのかバリスタ同士での会話がすべて英語でした。
地域密着といった感じで工事現場に向かう直前の職人さんや主婦、学生さん風などが持ち帰りで入れ替わり立ち替わりに訪れていました。日本と同じくコンビニコーヒーのようなものがフィンランドにもあるのですが、こういうカフェで普通の人が仕事や学校前にコーヒーを買っていく光景は素敵だと思いました。
平日は朝8時から営業していて時差ぼけの残る旅行客にはありがたいです。
お店のスローガン的言葉「Avoid bad life」と書かれたエコバッグやTシャツの販売もありました。
Kolmas linja 17, 00530 Helsinki


Kaffa Roastery

Kaffa Roastery

Kaffa Roastery

Kaffa Roastery

Kaffa Roastery

Kaffa Roastery

Kaffa Roastery

トイレ2つ、子供も大丈夫。
焙煎所、バリスタ養成所等のコーヒー教室併設、高さの低いソファーと高めの椅子が中心なので落ち着きにくいのがマイナスポイントですが豆の販売が最も充実していました。

ただ日本のロースタリーと違い焙煎から一ヶ月以上経っている豆も普通に並んでいます。
(十分美味しいです。販売されているブレンドの多くがエチオピアの豆を中心にして作られていました。エチオピアとインドネシアの豆がよく使われている感じでした。アラビカ種で。) 個人的にはフィンランドで行ったロースタリーカフェの中では一番好きです。
ケーキはあまり充実していませんがフードとノンカフェインのドリンクもありコーヒーが苦手ない人や食事をとりたい人にもオススメ。

カプチーノとクロワッサンサンドをいただきました。

店内が広く雑誌や様々なエスプレッソマシーンの販売もあり楽しめます。
平日は朝7時45分から営業していて時差ぼけの残る旅行客にはありがたいです。
トラムの停留所の目の前、かもめ食堂の近くということもあり日本人観光客にはアクセスが便利な立地です。

フィンランドでコーヒー豆を買うならここのロースタリーです。オススメできます。日本より少し安いです。一袋あたりの量が多め。

Kaffa Roastery

Kaffa Roastery

Pursimiehenkatu 29A, 00150 Helsinki


かもめ食堂のロケ地編

Café Ursula

Café Ursula

Café Ursula

かもめ食堂の終盤で出てきたCafé Ursulaです。ここはどちらかというと食堂に近いカフェかな。

あまり写真がありません。もうしわけないです。

営業時間

  • 月曜から火曜日まで 9.00 – 21.00
  • 水曜日から土曜日まで 9.00 – 22.00
  • 日曜日 9.00 – 20.00

Ehrenströmintie 3, 00140 Helsinki

Cafe Aalto

Cafe Aalto

小林聡美さん演じるサチエと片桐はいりさん演じるミドリが出会う書店に併設されたカフェ

Academic bookstoreという大型書店の2階部分。

営業時間

  • 月曜日から金曜日 9.00-21.00
  • 土曜日 9.00-19.00
  • 日曜日 11.00-18.00

Academic bookstore, 2nd floor, Pohjoisesplanadi 3900100


番外編 いざエストニアのMaiasmokkへ

Maiasmokk

MaiasMokk

MaiasMokk

MaiasMokk

MaiasMokk

”The oldest café in Estonia was born in 1864 along with locomotives, photography and a triumph of countless other inventions. It was a happy era when people dreamed about mysterious islands and flying to the moon. In 150 years countries, fashion and technology have changed, but the unique atmosphere of the café and nonrecurring flavoures can still carry both small and big to a dream land.”

簡単な翻訳になりますが…エストニアで最古のカフェは蒸気機関車や写真、数多の発明が生まれた1864年に生まれました。創業当時はとても幸せな時代で人々が見知らぬ土地や月への旅行に憧れていた時代でした。150年の月日の間に多くの国が、ファッション、そして技術が大きく変わってしまいましたが、私たちのユニークなカフェの雰囲気と真似できない独自の味は今でも変わることなく人々を夢見た大陸へ運んでくれることでしょう。

公式サイトより引用)

マジパンも販売されているお店でチョコートが有名だそうです。ケーキ類もとても充実していました。内装が店内に飾られていた昔の同店の写真と全く変わらず150年前にタイムスリップした気分が味わえます。

1階

月曜から金曜日まで 8.00 – 21.00

土曜日と日曜 9.00 – 21.00

2階の営業は

月曜から日曜まで 11.00 – 21.00

Wifi、トイレあり(地下1階に個室トイレが3室ほどあったと思います。とても綺麗でした)

とりあえず以上です。また加筆修正すると思いますが宜しくお願い致します。営業時間住所等はすべて2017年5月取材時の物なのでご自身で行かれる際はどうか営業時間と住所の再確認をお願いします。

画伯

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